更新日: 2023.02.27 家計の見直し
家計が苦しいならプロの手を借りよう! 無料でお金の専門家に相談する方法
本原稿では、家計の見直しを考えている方向けに「専門家に無料相談する方法」を3つ紹介します。それぞれの概要、メリット(特徴)、相談の流れについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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FP
FP(ファイナンシャルプランナー)とは、お金に関する専門家です。相談者の生活スタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、収支や家族状況、資産と負債、保険などのデータを収集して現状を分析します。その後、さまざまな観点からアドバイスを行い、資産設計などをサポートします。
独立系のFPは有料相談が多いものの、金融機関に所属している企業系FPは、基本的に無料相談に対応しています。また、必要に応じて金融商品の選択や手続きもサポートしてもらえるという特徴があります。
一般的な相談の流れは以下です。
- 1.相談の申し込み
- 2.事前準備
- 3.面談
2の事前準備では家計簿などを用意します(相談先の指示に従ってください)。3の面談では、相談者の夢や目標を基にFPが現状把握を行い、分析・評価、プラン作成、実行支援へと進んでいくのが通常です。
なお、日本FP協会が「FP無料体験相談」を対面、もしくは電話で受け付けているので、利用してみてもよいでしょう。
保険ショップ
保険ショップは保険代理店の一種であり、さまざまな保険会社の商品を扱っています。現在の保険料負担が重かったり、より最適な保険を見つけたいと考えていたりする場合に利用を検討するとよいでしょう。ショッピングセンターや駅ビルのような商業施設に出店が多いという特徴があります。
保険ショップは無料相談に対応しています。一般的な相談の流れは以下です。
- 1.相談の申し込み
- 2.予約確認の連絡
- 3.面談
3の面談では、ヒアリング、必要保障額のシミュレーション、保険の提案へと進んでいくのが通常です。
市役所・社会福祉協議会
市役所・社会福祉協議会では、「現在、生活保護を受給していないものの、生活保護に至る恐れがあり、自立が見込まれる人」の無料相談に対応しています。FPや保険ショップでは対応していない借金、公共料金、就労の相談にも乗ってもらえるという特徴があります。
一般的な相談の流れは以下です。
- 1.相談の申し込み
- 2.面談
1の相談の申し込みは、各自治体の窓口で行います。事情がある場合は、支援員に自宅に訪問してもらえることもあります。
2の面談では、最初に生活の困りごとや不安を支援員に相談します。その後、支援員とともに支援プランを作成し、各種サービスの提供が始まり、定期的なモニタリングを経て安定した生活の実現へと向かいます。
まとめ
今回は、家計が苦しい場合の無料相談先について解説しました。
企業系FPは金融商品の選択や手続きまでサポートしてもらえますし、保険ショップは最適な保険を見つけたい場合に便利です。市役所・社会福祉協議会は借金、公共料金、就労相談に応じてもらえるというメリットがあります。
現状に合った相談先の利用がおすすめです。
出典
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部