更新日: 2023.02.16 家計の見直し
浪費家の悪習慣6選! 浪費家の人がやりがちな悪習慣とその対策とは?
本記事では、浪費しがちな方の習慣を6つほど紹介し、最後に対策を紹介しますので参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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家計調査結果から浪費と悪習慣をみる
総務省の家計調査 男女 年齢階級別「単身世帯」における支出について、浪費が考えられる6つの項目をみてみます。
ただ、多くの人がこの調査結果にあてはまるわけではないでしょう。そのため、浪費対策のポイントとしてこれから紹介する項目を、自分の支出と比較してみてください。
項目ごとに紹介した支出よりも、自分の支出の方が大きくないか、支出が大きい項目がどのくらいあるのかを把握することで、浪費の傾向や悪習慣がみえてきます。
食料
家計調査では3万9209円となっています。
この金額よりも多い場合、浪費の要因・悪習慣としては、食材が残っていても気まぐれで外食し、食材が古くなるなどして使用できなくなってしまうこと、間食で買い食いが多いことなどが挙げられます。
被服・履物
調査結果では3761円となっています。この金額より多い場合、まだ着られるのに新しい服や靴を購入したり衝動買いしたりすることが、浪費・悪習慣の傾向といえるでしょう。
教養・娯楽費
調査結果では1万6342円となっています。この金額より多い場合、浪費・悪習慣の傾向として考えられるのは、「教養」の場合、長続きしない自己啓発や資格の勉強、「娯楽」の場合は、ギャンブルにもめりこむことなどになります。しっかりと見直してみきましょう。
交通・通信
家計調査では2万350円となっています。この金額より多い場合、「交通」に関しては目的地がすぐ近くでもタクシーなどを利用していること、「通信」に関しては必要のない長電話が、浪費・悪習慣として考えられます。
交際費
家計調査では1万3462円となっています。こちらは人づきあいなどもあるので、簡単に浪費・悪習慣といい切れない部分があります。
しかし、あまりに頻繁に行う飲み会や、不要に長引く二次会、三次会などが浪費の原因・悪習慣になりえます。
使途不明金
調査結果では38円となっていますが、こちらにご自分で心当たりがあれば要注意です。なぜなら、何にお金を使ったのか把握していないということは、非常に大きな落とし穴だからです。
お金は本来目的があって使うもののため、浪費における最大の敵になりえるのが「使途不明金」です。心当たりがあれば優先的に気を付けましょう。
支出を抑えるためには
まずは正確に収支を把握しましょう。可能であれば、なるべく細かく項目に分けて家計簿をつけましょう。家計簿を見直すことで、自分の浪費傾向をつかむことができます。
続いて、前述した悪習慣を参考に、自分自身に当てはめて節約を意識しましょう。紹介した以外にも悪習慣は多数潜んでいる可能性があります。そして、自分自身の傾向がつかめたら、少しずつでよいので、項目ごとに節約を心がけましょう。
最近では家計簿アプリも数多くありますので、そちらを活用するのもよいでしょう。
まとめ
支出におけるデータを紹介し、項目ごとに浪費の原因・悪習慣になりえるものを紹介しました。浪費に心当たりがある人は、自分の習慣を振り返り、浪費を減らすことに務めてみましょう。
出典
総務省 家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号2 男女,年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(2022年7~9月)
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部