更新日: 2023.02.15 家計の見直し
自炊をせずに「節約」したいです…おすすめの「食費の節約方法」を教えてください
本記事では、勤労者の単身世帯における月間の平均食費を紹介し、自炊せずに節約するおすすめの方法を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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食費節約の目安は? 勤労者の単身世帯の月間平均食費は3万9884円
食費を節約するなら、月間どの程度の食費に抑えるべきかを明確にしておくのが効果的です。人それぞれ節約の目的は異なりますが、一般的な食費を知れば具体的な目標金額を決めやすくなります。総務省によると、2021年における1人暮らしをする勤労者の月間平均食費は「3万9884円」でした。男女別では、男性で4万4783円、女性では3万3489円です。
自炊なしで食費を節約する方法
ここでは、自炊なしで節約する具体的な方法を紹介します。
・主食は用意する
主食のご飯は、自分で炊いて用意するのが節約ポイントです。ご飯は毎食炊かなくても冷凍保存できます。まとめて炊けば家事の負担にもならないので、仕事が忙しい人でもできる方法です。冷凍したご飯は温めるだけで食べられるので、総菜を買ってくれば自炊せずに食事ができます。
・おかず類はスーパーなどで買う
おかず類をスーパーで買うのも食費の節約につながる方法です。総菜コーナーで実際の量を確認したうえで購入できるので、買い過ぎによる無駄遣いや食品ロスを防げます。スーパーでは夕方以降の時間帯に総菜が値引きされることもあるので、買い物をする時間帯を考えるのも節約ポイントです。
・冷凍食品の活用
温めるだけで手軽に食べられる冷凍食品の活用もおすすめです。商品によっては小分けされているので、複数回に分けて食べられます。
例えば、自炊したり総菜を買ってきたりしたおかずは、長期間の保存はできないので食べきる必要があります。食べきりだと食事の度におかずを作ったり買ったりしなければなりません。小分けされた冷凍食品なら、数回に分けて効率的に消費できます。
・外食を減らす
外食を減らせば、食費を節約できます。総務省の統計データによると、2021年における1人暮らし勤労者の月間平均外食費は「1万777円」でした。会社の付き合いなどがあるので外食費の全ては削れないケースもありますが、1人のときはできるだけ外食は避けてスーパーなどを利用すれば節約につながります。
・酒や菓子類を控える
酒や菓子などを控えることも食費の節約に効果的です。晩酌を毎日しているなら、回数を減らしたり量を抑えたり家では飲まないようにしたりすることで、かなりの節約になります。晩酌で毎日1本220円のビールを我慢した場合、30日で6600円の節約です。また、菓子類も1日200円程度かけている場合は月に約6000円ですが、量を減らせば節約できます。
自炊しなくても節約は可能! 工夫して食費の節約につなげましょう
自炊しなくても、主食を用意したり食べる分だけのおかずを安く買ったりすることで、食費を節約することは可能です。食費を節約するときは、明確な目標金額を設定すれば進めやすくなります。総務省の統計による1人暮らしの勤労者の月間平均食費は「3万9884円」です。この金額を参考に、工夫しながら節約につなげてみてはどうでしょうか。
出典
総務省統計局 家計調査(家計収支編)2021年(令和3年)男女、年齢階級別 単身世帯・勤労者世帯
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部