更新日: 2023.02.08 貯金
2023年こそはお金を貯めよう! 金融庁ホームページにある無料で学習できるお金の教材3選
お金を貯めるには、お金に関する知識をしっかりと身につけることが大切です。お金について学べる教材はいろいろありますが、金融庁のホームページにもお金に関する無料の教材がたくさん公開されています。
本記事では、金融庁のホームページから無料でダウンロードできる、お金に関する教材のうち、おすすめのもの3つを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
金融庁は広くお金に関する情報を公開している
金融庁は、2000年に当時の大蔵省より分離して設立された内閣府の外局です。金融活動に関する法律や制度を企画・立案し、銀行や金融機関がそれを守っているかを検査・監督するという役割を担っています。あまり私たちの生活になじみのない組織かもしれませんが、お金に関する情報を分かりやすい教材にして公開しています。
円安が進み、値上げが続く現在、貯蓄より投資をしてお金を増やそうと考える方も増えてきました。しかし、何の知識もないまま投資に手を出しても損をするだけでしょう。また、お金を貯めるには家計管理や生活設計も重要です。そんなお金に関する知識を身につけるために、金融庁が公開している教材はとても役立ちます。
金融庁のホームページで公開されているお金に関する教材3選
金融庁はホームページでお金に関する教材をたくさん公開しており、スマホやパソコンがあれば、どこでも手軽に無料で閲覧できます。この項では、そのなかで特におすすめの教材を3つ紹介します。
家計管理の方法から投資に関する知識や投資に関する注意点、さらに子どもが分かりやすい教材も紹介するので、お金について学びたい方は活用してください。
基礎から学べる金融ガイド
「基礎から学べる金融ガイド」では、自立した社会人として生活していくのに必要なお金の基礎知識を幅広く学べます。新社会人はもちろんのこと、親元を離れて1人暮らしをはじめる学生も読んでおくと金融トラブルを予防できます。
生活設計や家計管理から、カードローンや保険、さらに株式や投資に関してまで、一通り勉強できる便利な教材です。イラストが多く、「口座の作り方」など基礎的なことも詳しく記載されています。
金融商品、詐欺被害などに関する相談窓口への連絡先も記載されているので、ダウンロードしておけばいざというときにも役立つことでしょう。
うんこお金ドリル
「うんこお金ドリル」は、一時期話題となった「うんこドリルシリーズ」とコラボした教材です。子どもが経済のことを楽しんで学べます。
オールカラーで文字も大きく、漢字にはルビが振ってあるので小学校低学年の子どもでもスムーズに読めるでしょう。「教え」と「問題」のページがあり、クイズ形式でお金に関する基礎的な知識を身につけられます。
子どもがお小遣いを欲しがるようになったら、このドリルで親子一緒にお金に関する勉強をしてみるのもおすすめです。大人向けのドリルもあり、教材の最後にあるQRコードを読み取れば利用可能です。
「未公開株」等被害にあわないためのガイドブック
投資が身近なものになり誰もが手軽に行えるようなった現在、投資に関する詐欺被害も増えています。「『未公開株』等被害にあわないためのガイドブック」は、投資詐欺にあわないために、詐欺の手口などを紹介した分かりやすい教材です。
詐欺の手口は年々巧妙化しています。犯人が何役にも分かれて被害者を安心させてお金をだまし取る例もあります。投資を始める前に、このガイドブックを一読すれば「手を出してはいけない投資」がよく分かることでしょう。
投資詐欺は現役世代だけでなく高齢者の被害も多いので、親や祖父母に一読してもらうのもおすすめです。教材の最後に詐欺にあった場合の相談窓口も記載してあるので、ダウンロードしておけば何かと役に立ちます。
金融庁の教材は分かりやすい! 無料なので積極的に活用しよう
お金に関する教材は、さまざまなところで入手できます。しかし、教材によっては情報が古かったり内容が薄かったりする場合もあるでしょう。
本記事でご紹介した金融庁が作成した教材は、どれも分かりやすく最新の情報に基づいて作られています。このほかにも仮想通貨、金融サービス、NISAなどに関する分かりやすい資料も公開されています。パソコンやスマホがあればどこでも簡単に無料で閲覧ができるので、積極的に利用してみましょう。
出典
金融庁 基礎から学べる金融ガイド
金融庁 うんこお金ドリル
金融庁 「未公開株」等被害にあわないためのガイドブック|
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部