更新日: 2023.02.04 その他家計
家でできる副業「ハンドメイド」。稼ぐまでのステップを解説
そこで本記事では、最初にハンドメイドの概要、メリット・デメリットについて触れた後、具体的に仕事を始める手順を1つずつ紹介します。また最後に、税金面と著作権の注意事項についても解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ハンドメイドの概要
ハンドメイドとは「手作り」や「手製」を指す言葉です。一般的には、機械による大量生産ではなく、1つ1つ手作業で作られた物であり、工具を使用しても問題ないとされています。
主な副業向けのハンドメイドには以下のようなものがあります。
●アクセサリー
●バッグ、財布、小物
●ベビー・キッズ向けグッズ
●ファッション
もともと趣味でハンドメイドを楽しんでいたり、手先が器用でコツコツ作業が好きだったりする方は取り組みやすいのではないでしょうか。
ハンドメイド販売のメリット・デメリット
ハンドメイド販売のメリットには以下があります。
●趣味を生かして収入を得られる可能性がある
●市場が拡大していてニーズを見込める
●空いている時間を使って制作と販売が可能
以前からアクセサリーや小物のハンドメイドを行っていれば気軽に販売できますし、市場は拡大傾向にあるため、スムーズに売り上げを立てられる可能性があります。
また、すき間時間で取り組めるので、家事や育児の合間に取り組みやすいでしょう。
一方のデメリットには以下があります。
●制作費が発生する
●梱包や発送作業がある
ハンドメイドは材料費などをそろえる必要があるので、初期費用を見込まなければなりません。制作しても売れない場合は収支がマイナスになります。
また、梱包や発送作業に時間を取られることも、デメリットといえます。
ハンドメイド副業を始める手順
ハンドメイド副業を始める主な手順は以下です。
1.制作・販売する商品を決定する
2.販売するサイトやアプリを決定する
3.ショップ開設やアカウントを発行する
4.販売開始
まずは、ハンドメイドで販売する商品を決めます。もともと作っていた物があればスムーズに販売しやすいですし、これから始める場合は、後述する販売サイトやアプリの人気商品からヒントを得てもよいでしょう。
次に、販売方法を決定します。ネットショップとハンドメイドマーケットプレイスがメインになります。
ネットショップは、ネット上に自分のお店を持てて手数料が低く、ハンドメイドマーケットプレイスは、ハンドメイドが好きなユーザーが集まりやすい、という特徴があります。さまざまなサイト、アプリがあるので調べてみてください。
販売方法を決めた後、ショップ開設やアカウント発行を行い、商品の出店や登録を行って販売を開始します。
税金面と著作権の注意点
ハンドメイド販売の副業では、税金面にも注意しなければなりません。
基本的には、副業所得の合計が20万円(売り上げから経費を引いた金額)を超える場合、確定申告が必要になります。詳細に関しては税務署に問い合わせるとよいでしょう。
また、著作権にも注意が必要です。具体的には、ブランドロゴやキャラクターを模倣したり、それらの生地を利用したり、既製品を組み合わせて作ったり、書籍などに掲載されていたりするものは気を付けてください。著作権違反によって刑事罰が科されることもあります。
まとめ
今回はハンドメイド副業について解説しました。趣味や特技を生かして気軽に取り組みやすい副業なので、まずは気軽に始めてみてはどうでしょうか。
出典
国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問)より No.2020 確定申告
日本デザインプランナー協会 ハンドメイドの著作権について
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部