更新日: 2023.01.30 その他家計
1ヶ月すべて「コンビニ食」だと食費はいくらかかる? 平均の「3万円オーバー」という結果に!
そこで、本記事では、1日3食をコンビニだけで済ませた場合に、1ヶ月間でどのくらいの食費がかかるのかを試算してみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
コンビニエンスストアの食品で1日3食
本記事では、一人暮らしの場合の食費を想定しています。大手コンビニエンスストアのセブンイレブンで取り扱いしている食品のみで、1日3食の献立を設定してみました。
朝食の献立に、「手巻おにぎり群馬県産梅」(124.20円)、「7プレミアムカフェラテ300ml」(203.04円)、「7プレミアム のむヨーグルト 甘さすっきり 180g」(138.24円)を選んだ場合の合計金額は、約465円となりました。
昼食の献立に、「Suage監修チキンと野菜のスープカレー」(810円)、「7プレミアム大根サラダ」(149.04円)、「一(はじめ)緑茶一日一本500ML」(127.44円)を選んだ場合の合計金額は、約1086円となりました。
夕食の献立に、「7プレミアム直火焼和風ハンバーグ」(300.24円)、「7プレミアム特別栽培米宮城県産ひとめぼれ」(138.24円)、「7プレミアムレタスサラダ」(149.04円)、「7プレミアムカップみそ汁7種の野菜」(138.24円)を選んだ場合の合計金額は、約726円となりました。
1日3食をコンビニエンスストアの食事だけにすると1ヶ月で約7万円の食費!
コンビニエンスストアだけで食事を済ませる場合は、朝食465円、昼食1086円、夕食726円の費用が必要です。これら3食の金額を合計すると、食費は「1日当たり2277円」となります。1ヶ月を30日間として計算した場合、「1ヶ月当たり6万8310円」です。食べる量が多い方は、これ以上の金額がかかることもあるでしょう。
また、酒好きの人は、ビールやワインなどのアルコール代やおつまみ代などもかかります。甘党の人は、食後にアイスクリームやショートケーキなどのデザート類を追加したくなるかもしれません。
コンビニエンスストアには何でもそろっており、新商品も次々に登場してきます。誘惑に負けてたくさん買い物をし過ぎないように気を付けた方がよいでしょう。コンビニエンスストアに立ち寄る前に、あらかじめ買うものを決めておくのも手です。
一人暮らしの1ヶ月間の食費の平均は約3万円
総務省統計局が実施している家計調査によると、2021年度の一人世帯の1ヶ月あたりの食費の平均額は、3万8410円でした。34歳以下では3万5418円、35~59歳では4万2108円、60歳以上では3万7629円となっており、働き盛りの中高年世代の食費が高くなっています。
とはいえ、コンビニエンスストアだけで済ませた場合の食費(6万8310円)と比較すると、約3万円も安い金額です。毎日の食事をコンビニエンスストアだけで済ませてしまうと、平均値よりも食費が高くなりやすい点には注意が必要です。
コンビニエンスストアは食費が高くなりやすい!栄養バランスも考えよう!
一人暮らしの方が1日3食をコンビニエンスストアだけで済ませると、1ヶ月で約7万円の食費が発生します。生活費を抑えたいのであれば、毎食コンビニエンスストアにするのではなくて、たまには自炊してみるとよいかもしれません。
コンビニエンスストアの食事ばかりを取り続けていると、栄養バランスが悪くなるリスクもあります。サプリメントや野菜ジュースなども取り入れて、栄養が偏らないように気を付けた方がよいでしょう。
出典
総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部