更新日: 2023.01.21 貯金
へそくり、してますか? 貯めてるへそくりの金額はいくらぐらい?
本記事では、株式会社タンタカが運営する「お金を借りる即日融資ガイド110番」が2022年11月、へそくりを行っている既婚女性300名を対象に実施したWebアンケートの結果を基に、令和のへそくり事情に迫ります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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へそくりの額と隠し場所
まずは、調査対象の既婚女性の約7割が専業主婦ということも踏まえつつ、気になるへそくり額と隠し場所をみてみましょう。
へそくりの額と期間
同調査の結果によると、へそくり額のベスト3は以下のとおりです。
1位…5~10万円未満(21.3%)
2位…10~30万円未満(19%)
3位…1~3万円未満(12.3%)
ちなみに、4位だった「30~50万円未満」は10.7%で、3位とは僅差となっています。
また、へそくりを貯めている期間として回答の多かった上位3つは、以下の結果になっています。
1位…1年以上3年未満(28.% )
2位…3年以上5年未満(24.7%)
3位…1年未満(19.0%)
へそくりを貯めている期間は5年未満、という回答が全体の7割以上を占めていることが分かります。
へそくりの隠し場所
かつては、へそくりといえば額縁の裏に隠したり、本の間に入れておいたりすることが多くありましたが、令和では事情が変わってきています。
へそくりの隠し場所として最も多かったのは、53.7%の「銀行口座」。へそくりといっても、現金を隠すのではなく、銀行への入金という形でへそくりをコツコツ貯めている人が大半のようです。
なお、2番目に多かったのは、20.3%の「クローゼット・たんす」でした。
へそくりの主な目的は5つ
へそくりの目的は人それぞれですが、特に多くの意見が寄せられたのは次の5つの理由です。
いざというときに備えて
具体的な用途は決まっていないものの、病気やけがなど、何かあったときに困らないための保険的な位置づけで、へそくりを貯めている人が多いようです。
専業主婦になったことで
専業主婦になり、今まであった定期収入がなくなったことに不便を感じ、自分が自由に使えるお金を確保する目的でへそくりを始めたという意見も目立ちます。
夫への不満や価値観のズレ
へそくりをしている既婚女性の中には、夫のお金の使い方に対して不安や不満を募らせている人も少なくないようです。夫に干渉されずに自由に使えるお金を増やしたい、という切実な声も多く上がっています
旅行資金として
いつか家族や友達と旅行に行くためにお金を貯めている、という前向きな意見も多く寄せられています。
老後資金のため
老後の生活費のために、コツコツとへそくりを貯めている人も多くいます。年金がいくらもらえるか分からないといった不安から、へそくりを始めた人も少なくありません。へそくりで投資をして老後の資金を増やそうとしている人も含まれます。
このほか、子どもの教育資金や自分の趣味のため、万が一の離婚に備えてへそくりを貯めているという意見もありました。
ネット時代ではへそくりの貯め方もさまざま
インターネットやスマートフォンの普及に伴い、現金をコツコツ貯めるといった従来のやり方に加えて、ポイ活やフリマアプリの活用などで、へそくりを貯める人も増えています。また、ネットでの副業でへそくりを貯めている人もいるようです。
単に節約するだけではなく、自分でへそくりの資金を稼ぐ人が増えたこともトレンドの1つといえるでしょう。
出典
株式会社タンタカ お金を借りる即日融資ガイド110番 へそくりをしている主婦300人に調査!あなたのヘソクリの額・隠し場所は?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部