更新日: 2022.11.29 働き方
【過去最高額を更新!】パート・アルバイトの全国の平均時給「1100円」超え! 仕事を探すなら今がチャンス?
そんな人に朗報が。株式会社マイナビの発表によると、今年10月のパート・アルバイトの平均時給が調査史上過去最高額の1152円を記録したのだとか。
さっそく詳細をチェックしてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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2022年10月の全国平均時給は、過去最高の1152円!
この調査は、株式会社マイナビが運営するアルバイト情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人情報から、給与区分が時給以外、給与金額が3001円以上、雇用形態がパート・アルバイト以外のデータを除いて集計されたもの。
まずは、ここ数年の時給の年間平均額を見てみます。
・2020年:1110円
・2021年:1123円
・2022年:1141円
※2022年は、1月~10月までの平均で集計
じわじわと上がり続けているのがわかりますね。これは、パート・アルバイトでもしっかり稼げるという安心感にもつながりそうです。エリア別の平均時給は次のとおり。
・関東 1229円
・関西 1138円
・東海 1115円
・北海道・東北 1028円
・甲信越・北陸 1068円
・中国・四国 1017円
・九州・沖縄 1041円
→全国平均 1152円
どのエリアも、前年同月比はプラス。すべてのエリアで1000円を超え、全国平均は1152円という結果に。
ちなみに求人件数についても、3年前の10月と比較すると125%ほどアップしているとのことから、売り手市場ということがわかります。バイトを掛け持ちしてしっかり稼ぎたいという人も、家計の足しになるようにパートで働きたいという人も、今が職探しの旬なのかもしれません。
求人が多い職種は? 職種ごとの平均時給もチェック
では、どんな職種の募集が多いのか、どんな職種の時給が高いのかなどを見てみましょう。
求人件数の前年同月増加率の1位は、「アパレル・ファッション関連」で269.6%。2倍以上もの増加というのはすごいですね。生活様式や行動制限の変化に伴って、ファッション系の売り上げが好調なのでしょうか。
2位は「オフィスワーク」で223.4%でした。接客よりデスクワークが向いているという人にとっても、いい傾向なのかもしれません。3位は「イベント・キャンペーン」で220.8%。こちらもやはり行動制限の変化に伴い、需要が伸びているということでしょうか。
気になるのは、その時給。職種別の平均時給のランキングは、次のようになりました。
1位:営業 1519円
2位:イベント・キャンペーン 1417円
3位:医療・介護・保育 1357円
4位:教育 1337円
5位:エンジニア・サポート・保守 1302円
営業職が1500円台でトップという結果に。求人件数の増えているイベント・キャンペーンについても、1400円を超えています。ほか、医療系や介護、保育や教育といったものも1300円台。エンジニアなどのスキルを必要とするものもやはり高時給になるようですね。
ちなみに、求人件数増加率TOPのアパレル・ファッション関連の平均時給は1023円。前年同月は964円とのことで、求人も時給も増加傾向にあるということになりそうです。
また、求人件数増加率2位のオフィスワークの平均時給は1228円で、こちらも前年同月よりアップ。自分に合った仕事を選んでパート・アルバイトで働くなら、選択肢が豊富で引く手あまたな今がチャンスといえそうですね。
出典
株式会社マイナビ 2022年10月度アルバイト・パート平均時給レポート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部