更新日: 2022.07.21 その他家計
お金を増やすために必要な考え方とは? 今すぐできる方法を解説
急に病気になったときや思わぬ災害に遭ったときでも、お金さえあれば安心して生活していくことができるでしょう。また、留学や進学など、目標や夢をかなえることもできます。
そこで、お金を増やすために必要な考え方、今すぐできるお金を増やす方法について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
家計を管理しよう
お金を増やすための今すぐできる方法1つ目は、家計を管理することです。毎月入ってくる収入よりも支出のほうが多ければ、お金を増やすことはできません。
まずは「手取り収入」を把握しましょう。
手取り収入=給与-(税金+社会保険料)です。
次に「家賃」「食費」「通信費」「光熱費」「交際費」「嗜好(しこう)品代」など項目ごとにいくら使っているのかを把握します。
項目ごとの支出額の把握は、家計簿やパソコンのソフト、スマートフォンのアプリを使うことをおすすめします。そうやってムダが見つかったら、削るようにしましょう。
金融機関にお金を預ける
お金を増やすための今すぐできる方法2つ目は、銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行などの金融機関にお金を預けることです。給料から毎月決まった金額を天引きし、貯めていくようにします。
自分に合った金融機関を選ぶポイントは「利便性」「金利」「ATM時間外手数料」「振込手数料」の4つです。
利便性については、家や勤務先に近く使いやすいかどうかです。金利については金融機関によって異なるため、よく調べるようにしましょう。
ATM時間外手数料については、無料の時間帯を把握しておき、時間外は使わないようにします。振込手数料はどのぐらいかかるのかを確認し、できるだけ抑えるようにしましょう。
株式・債券・投資信託に投資しよう
投資を行うことで、お金を増やすことを目指します。主な投資を3つ紹介します。
1.株式
株式とは株式会社の設立や、会社の活動資金を集めるために発行されたものです。株式を持つ会社が利益を上げると、投資家は購入した株式に応じて、配当金を受け取ることが可能です。
2.債券
債券とは国や地方自治体、民間企業などが、投資家から資金を借りるために発行するものです。投資家は債券を購入することで、定期的に利息を得ることができます。
3.投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロが国内外の株式や債券などに投資・運用で得た利益を投資家に分配することです。投資家は投資額に応じてお金を得ることかできます。
ところで、投資によって効率的にお金を増やすためには、投資する時期や投資先の地域、商品などを分散させる「分散投資」と、時間の分散と長期保有による「積立投資」がおすすめです。
もちろん、投資しても必ずしももうかるわけではありません。預貯金と異なり、場合によってはリスクを伴います。
そのため、商品のリスクをよく理解して、自分がどこまでリスクに耐えられるか、自分自身のリスク許容度を把握しておきましょう。また、投資のための資金は余裕資金を使い、生活資金を使わないようにしましょう。
3つの方法でお金を増やしていこう
お金を増やすためには「毎月の家計を管理する」「金融機関にお金を預ける」「株式・債券・投資信託に投資する」といった、今すぐできる3つの方法があります。
自立的で豊かな生活を送るためにも、ぜひこれら3つの方法の、できることから実践してみてはいかがでしょうか。
出典
金融庁 基礎から学べる金融ガイド
政府広報オンライン 知らないと損をする? 最低限身に付けておきたい「金融リテラシー(知識・判断力)」
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部