更新日: 2022.05.09 働き方

お給料や働きやすさを比較! 扶養内で働くならどんな仕事がおすすめ?

お給料や働きやすさを比較! 扶養内で働くならどんな仕事がおすすめ?
家事や育児の合間に少し時間ができ、扶養内で仕事をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。また求人情報を見てみたものの、どんな仕事がいいのか悩んでいるという方もいるでしょう。
 
そこで今回は、扶養内で働くには「どんなことに気をつけたらいいのか」、「おすすめの仕事は何か」という2点に着目して、みなさんにご紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

扶養内でいくらまで働ける?

扶養内で働きたいと考えている方の悩みの1つに「収入制限」が挙げられます。扶養内という縛りがなければ、得意な分野や好きな分野から自分に合った仕事を選ぶことができますが、扶養内となると仕事の内容とともに、主に収入の制限も考えなくてはいけません。
 
収入が多すぎると、扶養から外れてしまい社会保険料を支払う義務が生じます。年収が、従業員数501人以上の企業に勤めている場合は「106万円」、それ以外の企業に勤めている場合は「130万円」がボーダーラインとなり、これらの金額を超えた場合に扶養から外れることになります。
 
月収に換算すると、「106万円」の場合は8万8333円以下、「130万」の場合は10万8333円以下に抑えなければなりません。扶養内で働くためには、自分の収入を意識しながら働く必要があります。
 
収入制限を考えたときに、特に気をつけるべき条件は、時給と勤務時間です。例えば、「時給1000円・1日4時間・月20日間」の条件では、月に8万円の収入となります。
 
時給が上がったり、月の勤務時間が増えたりすれば、収入が上がることになるので、特に時給や勤務時間については意識しながら働くことが大切です。
 

おすすめの扶養内パート5選!

1つ目は「事務スタッフ」です。PCスキルや電話・来客応対の経験がある方におすすめです。経験があればすぐに慣れることができ、仕事もスムーズに進めることができます。また、午前中だけなど勤務時間が短い企業もあるので、扶養内で働くことも可能になります。
 
2つ目は「販売スタッフ」です。接客経験やコミュニケーション能力に自信がある方におすすめです。平日は働きに出られない方でも、土日祝日にまとめて働くことが可能な仕事の一つになります。
 
3つ目は「軽作業スタッフ」です。決められた作業や細かい作業が苦にならない方におすすめです。主に平日にシフトを組んで仕事をし、残業もないところが多いので、安心して扶養内で働くことができます。
 
4つ目は「清掃スタッフ」です。掃除をすることや体を動かすことが苦にならない方におすすめです。ショッピングセンターやオフィス、病院などの清掃を担当し、比較的短い時間で作業を終えることができます。
 
また、日中・深夜・早朝など時間帯にも幅があるので、自分が働くことができる時間帯の仕事を選べば、無理なく続けることができます。
 
5つ目は「保育補助」です。子ども好きな方や自分の育児経験を生かして働きたい方におすすめです。資格がなくても働くことができ、勤務時間も人手が足りない時間帯だけ、ということも可能なので、十分扶養内で働くことができます。
 

在宅ワークもおすすめ!

家に居ながら働きたいという方には、在宅ワークがおすすめです。「Webデザイナー」「Webライター」「データ入力」「アンケート回答」など、経験がある方はもちろん、初心者の方でも簡単に始められるさまざまな仕事があります。
 
また、勤務時間や収入は自分で計算し、調整しながら働くことができるので、扶養から外れることなく安心して働くことが可能です。
 

扶養内でも幅広い職種がある

扶養内で働くとなると職種の幅が狭まると思いがちですが、条件が合えば、好きな分野や得意な分野でも働くことが十分可能です。また、扶養内で働くことで家事や育児との両立がしやすくなり、公私ともに充実した生活を送ることができます。
 
扶養内で仕事をする場合は、収入面に注意しながら、無理のない範囲で働くことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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