更新日: 2022.03.29 家計の見直し

公共料金や通信費の節約に興味はあるけど乗り換えまでは……そんな人がすぐできる節約術とは?

公共料金や通信費の節約に興味はあるけど乗り換えまでは……そんな人がすぐできる節約術とは?
公共料金や通信費は、毎月固定でかかる費用なので、今よりも安くできたら大きな節約につながります。しかし、プランを見直したり、契約している会社を変えたりするのが面倒だと考える人もいるでしょう。
 
本記事では、固定費ではなく変動費を上手に節約できるコツを5つ紹介します。節約が苦手な人でも、実践しやすい節約術なので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

聞くのは耳ではなく心です。
あなたの潜在意識を読み取り、問題解決へと導きます。
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1ヶ月のお金の流れをチェックしよう

節約をするうえで欠かせないことが、「自分が毎月、何にお金をいくら使っているのか」を明確にすることです。節約ができている人とできていない人の差は、家計管理で大きく変わります。
 
支出は大きく分けて、「固定費」「変動費」の2種類があります。
 
固定費は、家賃や通信費など毎月かかる金額が固定のものです。水道光熱費は、季節によって金額に多少の差はありますが、固定費に入れてよいでしょう。変動費は、食費や日用品費、交際費など毎月かかるお金が決まっていないものです。
 
公共料金や通信費を乗り換えしてまでの節約を考えていない人は、変動費の見直しを検討しましょう。
 

変動費のおすすめ節約術

変動費で節約しやすい項目は、食費や交際費です。そこで、ここでは変動費のおすすめ節約術5選を紹介します。
 
ただし、節約を意識しすぎて、お金を切り詰めすぎるのはよくありません。ストレスのたまらない程度に、できる範囲で節約を楽しむことが大切です。誰でも実践しやすい節約術ですので、ぜひ参考にしてみてください。
 

自炊をする

夕食をいつも、コンビニで買ってきてしまう人や外食で済ませる人は、週に1〜2回からでもよいので自炊をしてみてください。ただし、計画を立てずに始めると失敗する恐れがあるため、毎月の食費を決めて、その範囲で食材を購入しましょう。
 
また、スーパーに行くときも、毎回冷蔵庫の中身をチェックして、無駄な食材や調味料は買わないようにしましょう。
 

飲み会・外食の回数を減らす

飲み会に行くと、1回あたり3000〜5000円ほどの出費になります。月に5回も行けば、1万5000~2万5000円の出費になるため、かなり大きいと言えるでしょう。
 
そこで、月に5回のところを3回に回数を減らしてみましょう。それだけでも、6000~1万円の節約ができます。外食も同じように、毎月何回くらい行っているのかを計算して、少しずつ減らしてみるところから始めてみてください。
 
飲み会や外食のお誘いを断るのが苦手な人は、急なお誘いは行かない、3回に1回は断るなど、自分に合ったルールを作るとよいでしょう。
 

ジェネリック医薬品を使う

ジェネリック医薬品は「後発医薬品」と言われるもので、先発医薬品の独占販売期間が終わったあとに販売される医薬品のことです。価格が先発医薬品の2〜7割と安く、安全性も評価されているので、医療費の節約に大きな効果が期待できます。
 
ただし、すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではないため、購入前に確認しましょう。
 

キャッシュレス決済を活用する

キャッシュレス決済を活用すれば、現金を持ち歩かなくても買い物ができます。クレジットカードやデビットカード、QRコード決済など、キャッシュレス決済は多くの種類がありますので、自分に合ったものを見つけてみてください。
 
キャッシュレス決済にすれば、使うたびにポイントが貯まるので、現金で買い物をするよりもお得です。また、何にいくら使ったかが履歴として残るので、ちょっとした家計簿代わりにもできます。
 

医療費控除を申請する

医療費控除は、自分や生計同一の家族が使った医療費の合計額が10万円以上あれば、所得控除が受けられる制度です。確定申告をすることで、還付金が受け取れます。
 
健康保険組合から送られてくる「医療費のお知らせ」を見て、医療費の金額が10万円を超えるようであれば、活用しましょう。
 

節約は無理しないことが大切

食費や日用品費などの変動費は、自分が毎月いくらくらい使っているのかを知らなければ節約のしようがありません。まずは家計管理をしっかりと行い、1ヶ月の収入・支出額を把握しましょう。
 
変動費を節約しようと思えば、いくらでも切り詰める方法はあります。ただし、節約を意識しすぎるとストレスがたまるため、無理をしない範囲で行うことが長く続けるコツです。
 
出典
国税庁 No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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