更新日: 2022.03.09 家計の見直し
リモート増で通信費も増! 見直すためのポイントとは?
そこで今回は、通信費を見直すためのポイントを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
ファイナンシャル・プランナー
住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。
インターネットの料金を見直すためのポイント
通信費は一般的に、インターネットの接続料金とスマートフォンの料金、そして固定電話の料金があります。まずは、インターネット回線の月額料金を見直すためのポイントを確認していきましょう。
・光回線の契約会社を乗り換える
現在光回線を利用してインターネットに接続している方は、契約会社を乗り換えることで月額料金が安くなる場合があります。乗り換えのための手続きは簡単で、契約会社によっては同じ設備をそのまま利用できたり、工事費などがほとんど掛からないというものがあります。
また、乗り換えキャッシュバックキャンペーンなどを行っている事業者が多いのも魅力です。ただし、契約更新のタイミング以外で乗り換えると違約金が発生する場合もある点には注意して下さい。
・光回線からモバイルWi-Fiに変更する
インターネットの接続方法に、モバイルWi-Fiを選ぶ方も増えています。モバイルWi-Fiの大きなメリットは、光回線よりも月額料金が安い点でしょう。そのため、現在光回線を利用している方はモバイルWi-Fiに変更するだけで月額料金を抑えることができるのです。
月額料金は使い放題プランで3000〜4000円ほどになります。あまりインターネットに接続することがないという場合、データ容量が少なめのプランを選べば月額料金は1500〜2000円ほどまで抑えられる可能性もあるでしょう。ただし、モバイルWi-Fiは光回線よりも通信が不安定なので注意が必要です。
スマートフォンの料金を見直すためのポイント
スマートフォンの料金を見直すためのポイントは、以下のようになっています。
・大手キャリアから格安スマホに乗り換える
大手キャリア以外にも様々な会社がスマートフォン事業を行っており、月額料金もそれぞれ異なります。一般的に大手キャリアよりも格安スマホのほうが月額料金は安いため、乗り換えれば通信費の節約になるのです。
しかし格安スマホで使い放題プランを提供している会社はほとんどありません。リモートワークに対応できるようにするならば、容量が多めの25GB程度のプランが考えられます。月額料金は3000円程度となり、大手キャリアの無制限プランは月額料金が7000円を超えているため、通信費の大幅な節約になるのです。
・Wi-Fiを活用する
自宅にWi-Fi環境が整っているならば、リモートワークでスマートフォンを利用する際はモバイル通信ではなくWi-Fi接続に切り替えていますか。もし、スマートフォンを従量制プランにしている場合、リモートワークでモバイル通信を使い続けていると月額料金が高くなってしまいます。
一方Wi-Fi接続に切り替えれば、スマートフォンのデータ通信量が増えることはなく、月額料金も安くすむわけです。スマートフォンをWi-Fi接続で使うことが多いという方は、無制限プランより従量制プランを選ぶほうが通信費の節約になります。
固定電話の料金を見直すためのポイント
固定電話はスマートフォンの普及により、利用頻度が少なくなっているのが現状です。もし固定電話の必要性を感じていなければ、通信費の節約のために固定電話の解約を検討してみてもよいでしょう。また、インターネット回線を利用した電話サービスもあり、そちらに乗り換えれば月額料金も通話料も安くなります。
通信費を見直そう
通信費には主にインターネットの料金とスマートフォンの料金、そして固定電話の料金があります。今回紹介したようにそれぞれ節約方法がありますが、なかには乗り換えや契約変更など手間が掛かり面倒だという方もいるでしょう。
しかしほとんどの場合手続きはオンラインで簡単にできるので、通信費の見直しのためにぜひ検討してみて下さい。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー