いつの間にか節約できる? 買い物のルール10

配信日: 2021.09.22

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いつの間にか節約できる? 買い物のルール10
節約をするには日常の行動を変えることが大切です。そして、気づいていたらやっていたというくらいその良い行動が習慣化すればしめたもの。加えて、節約行動後の楽しみや達成感を味わえるルールがあれば長続きするかもしれません。
 
そこで、1つの行動に対して1つのシンプルな約束を結びつけた買い物ルールをご紹介します。
波多間純子

執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)

㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント

「お金しだい」の人生から「自分しだい」の人生への選択をサポート。家計相談28年、相談件数4,000件超。家計相談と合わせて、その方の才能や適職を診断し潜在能力を高める「咲かせようじぶん資産」をテーマに個人セッションとワークショップを開催。

シンプルルール1 買い物リストは必携

買い物に行くときは買い物リストを作りましょう。頭の中で考えるのではなく、ひと手間かけて書き出すことが大事です。視覚化できれば手書きでも、スマホアプリなどに入力してもどちらでもかまいません。書くことで無意識の買い物を防げます。買った後にメモした項目を完了したものとして消していけば、買い終えた達成感も味わえるかもしれません。
 

シンプルルール2 通販は夜利用しない

夜はリラックスすると同時に、日中のストレスを開放したいという欲求が生まれがちな時間。その時間にショッピングサイトを見るのはキケンです。夜にネットショッピングが多い人は、「夜は買い物しない」というルールを決めておくだけで、ムダづかいが減る可能性があります。
 

シンプルルール3 欲しいものリストを作る

月初めには「欲しいものリスト」を作りましょう。欲しいものと金額を記入して、その月の予算の範囲でどれを買うか優先順位をつけていきます。
 
節約だけの毎日ではなく、予算が合えば自分が欲しいと思ったものも手に入るという実感が必要です。また、欲しいものを書き出すことそのものが、楽しみになることもあるかもしれません。
 

シンプルルール4 買い物の曜日を決める

日常においては、食費と日用雑貨にお金を使うことが多いかと思います。購入の頻度が高いこの2つの項目で、買い物をする際に節約を意識するとよいでしょう。とはいえ、やみくもに安いものを買うのはお勧めできません。金額ではなく買い物の回数を減らすほうが良いと筆者は考えます。
 
そこで、土日にまとめ買いをして、翌週末までその食材を使い切りましょう。週の間は最低限の生鮮食品のみ買い足すことにします(この時も買い物リストが役立ちます)。週1回の食材の宅配を利用し、1週間で使い切る方法もおすすめです。
 

シンプルルール5 週末の冷蔵庫は空っぽを目指す

週末2日間は在庫整理の日と決め、家にあるもので調理しましょう。冷蔵庫が空いたところで一緒に冷蔵庫の掃除をすれば一石二鳥、在庫整理と掃除ができたことの達成感も生まれて一石三鳥です。
 

シンプルルール6 炭水化物の在庫は切らさない

買い物に極力行かない食材管理をはじめたとき、ピンチに陥るのは主食がないとき。お米などの炭水化物があると、比較的献立は立てやすくなります。そこで、米、乾麺などの炭水化物を切らさないよう在庫を持ちましょう。
 

シンプルルール7 日用品はリストで管理

必要な日用品は在庫リストを作りましょう。在庫があれば慌てて買いに走らなくてすむため、買い物の回数を減らせる可能性があります。在庫がなくて困るものから順にリスト化して在庫チェックをしましょう。
 

(1)トイレットペーパー、衛生用品
(2)洗剤類
(3)せっけん・シャンプー類
(4)歯磨き粉
など

 
日用品は原則、月1回~2ヶ月に1回のまとめ買いができるようになると理想的です。
 

シンプルルール8 洋服は処分してから新しいものを買う

「洋服を1枚買ったら1枚処分する」という整理術があります。しかし、先に処分してから買うというルールにすれば、洋服を確認したときに「まだ使えるかな」と処分することをやめ、衝動買いすることが減るかもしれません。
 

シンプルルール9 化粧品はなくなってから買う

モノが増えるだけでなく、使いきれなくて無駄になりがちなのが化粧品。化粧品はカラーや形状などが豊富にあり、コレクション化してしまうことがあります。必要な分だけ買うことを習慣化するには、「使い切ってから買う」ことをしましょう。
 

シンプルルール10 通勤経路を変える

出勤前や仕事帰りなどに立ち寄るカフェやコンビニ。息抜きとして、家計や時間を意識して利用している分にはよいのですが、マンネリ化でなんとなく立ち寄っているなら要注意。その場合通勤経路を変えてみるなど、習慣を変えてみましょう。
 

まとめ

これらのルールは厳密に守らなくても、頭の片隅に入れておいて買い物のときに思い出すことからはじめてもよいでしょう。10のルールが習慣化すれば、節約している意識なくお金が貯まるかもしれません。
 
執筆者:波多間純子
㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント

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