最終更新日: 2019.06.13 公開日: 2019.06.05
家計

将来、雇用環境は大きく変わる? ~変化に柔軟に対応できるライフプランを

近い将来、AI技術の進展により、多くの分野で、これまで人間が行ってきた仕事がAIに置き換えられると考えられています。
 
受付事務や販売員など定型的な仕事の従事者に留まらず、高度な知識を持つ医師や、士業などもAIに置き換えられ、50%以上の業務がAI化される可能性があると言われています。
 
これからのライフプランは、従来のトレンドを基に考えるだけでは不十分です。もしも、今の自分の仕事がAI化される可能性があるなら、「そんなことはありえないだろう」とは思わず、将来の新たな働き方・暮らし方について考えておく必要があります。
 
川上壮太

執筆者:

執筆者:川上壮太(かわかみ そうた)

CFP認定者、DCプランナー

京都大学工学部修士卒。精密機械メーカー勤務の後、FP事務所サニーサイド・ファイナンシャルプラニングを開設。日本FP協会電話相談員等を経験するとともに、多数のFP相談に対応してきた。生命保険募集人・証券外務員の資格を取得し、金融関係業務の実情にも詳しい。現在は神奈川県を中心に、主に子育て世代のライフプラン作りの相談に応じている。
http://www.sunnysidefp.jp/

詳細はこちら
川上壮太

執筆者:

執筆者:川上壮太(かわかみ そうた)

CFP認定者、DCプランナー

京都大学工学部修士卒。精密機械メーカー勤務の後、FP事務所サニーサイド・ファイナンシャルプラニングを開設。日本FP協会電話相談員等を経験するとともに、多数のFP相談に対応してきた。生命保険募集人・証券外務員の資格を取得し、金融関係業務の実情にも詳しい。現在は神奈川県を中心に、主に子育て世代のライフプラン作りの相談に応じている。
http://www.sunnysidefp.jp/

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もしもに備えた資金確保とライフプラン

将来、今の仕事のトレンドで働くことができなくなった場合、別の部署へ異動できれば良いですが、できなければ、転職することになります。この場合、スムーズに転職が進まなければ、しばらくは収入が絶たれることになるかもしれません。
 
これまでは、多額の住宅ローンを組んででも家を建て、完済して自分の資産とすれば老後も安泰という考え方が主流でした。
 
しかし、家を持っていても、もし引っ越しを余儀なくされたり、施設等に入居することになったりしたら、その家は空き家になってしまうかもしれません。子育ての期間は少し大きな家を借り、子供が巣立ったら、夫婦二人の生活に合った家に借り換える。
 
終身雇用が当たり前ではなくなる時代が来るかもしれないことを考え、家を持たない代わりに、資金を多めに確保し、働き方や暮らしの変化に柔軟に対応できるよう備えるのも、一つのライフプランの考え方です。
 

これからも続く、業務に関連した技術・知識の習得

住宅ローンのような将来へ向けての大きな負債を持たずに暮らすとしても、もしも仕事が無くなってしまったら生活は困難になります。仮に、今の仕事が順調でも、今後の社会の大きな変化の中でも必要とされる、技術や知識を身に着けなくてはなりません。
 
AI化が進展しても必要とされる仕事は、様々なデータを利用して行う専門性や正確性が問われる仕事ではなく、人と人とのコミュニケーションが重要となる仕事や、人の独創的な発想から生まれる仕事になると考えられています。
 
例えば、
・患者の悩みに寄り添い、患者の望む形で治療計画をたてる医師
・ルールや人との関わり方などを生徒に教える教師
・独自の文化の紹介や日本的なおもてなしを紹介する観光ガイド
・これまでにない新しい知識・技術の研究を行う研究者・エンジニア
 
など、(1)多数のデータから導かれる大多数の人に合った対応を行う仕事ではなく、目の前の人のニーズを見抜き、その人に合った対応を行う仕事や、(2)人間が持つ独特な発想に基づいて行う研究や開発を行う業務、などが残ると考えられています。
 

社会の変化と将来を見据えたライフプラン作り

世の中の動きが一瞬にして変わってしまうことはありません。しかし、次の時代は、IT・AIの進化、人口減少と高齢化という流れの中で、日本の社会が大きく変わる可能性があります。
 
現在の仕事の将来性、老後はどんな暮らし方をしたいか、将来の暮らし方にはどんな選択肢があるか、などなど。時には、日々の生活から離れ、自分なりのライフプランを思い描く機会を持つことが大事な時期にあると思います。
 

まとめ

・次の時代、AI化の進展により、人が行う仕事の内容・働き方が大きく変わる可能性がある。
・AI化が進展する中でも自分の仕事を持ち続けるためには、新たな技術・知識を身に着ける努力が必要。
・令和時代の幕開け、東京オリンピックの開催などを機に、将来の働き方・暮らし方を考える時期にある。
 
執筆者:川上壮太(かわかみ そうた)
CFP認定者、DCプランナー
 



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