最終更新日: 2019.01.11 公開日: 2018.02.16
家計

効率的にお金を貯める方法ってあるの?改めて確認したい貯金の考え方

今年は貯金を増やしたい! 年始に決意した人も多いのではないでしょうか。日本人は本来堅実で、ボーナスの使い道も貯金の割合が多いです。

一方、貯金ゼロの人が増えているのも現実です。貯金について考えます。
宮﨑真紀子

Text:

Text:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

詳細はこちら
宮﨑真紀子

執筆者:

Text:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

詳細はこちら

目的別に分別管理

〈今回のご質問〉
 
「毎月少しずつ貯めていく」「ボーナスなどまとまったお金が入ったら貯金にまわす」など、貯金の仕方はさまざまありますが、それぞれの長所短所はあるのでしょうか。定期預金の金利も以前より下がっていますし、効率的な貯金の方法のコツなどがあれば知りたいです。
 
そもそも論になってしまうのですが、貯金の目的は人それぞれで違います。
 
例えば、3年後に家を購入したいので頭金を貯めたいという場合は、貯める期間と目標金額がはっきりしています。こんなときは、毎月5万円、ボーナス月にプラス20万円といった具合に決めて貯める場合が多いと思います。少々無理のある金額であっても、期間が短くモチベーションが高いので頑張れます。
 
しかし、ここで注意したいことが2つあります。
頭金を貯めるために、ほかの使用目的で貯めている貯金や保険を取り崩さないことです。頭金を300万円貯めることに成功したけれど、子どもの進学費用は目減りしたということでは、あとあと困ったことになります。
 
また頭金を増やしたいと思い、リスク商品で運用するのも避けたほうが無難です。運用で増やしたいという気持ちはわかりますが、積立期限と運用成績が悪い時期とが合致した場合でも、引き出さなくてはならないことを想定しなくてはなりません。
 
時間に余裕がある場合は、無理のない金額を決めて、毎月天引きの方法で積み立てるのが王道です。子どもの教育資金を学資保険や積立預金で用意するのが代表例です。長期間コツコツ積み立てますので、過度な節約が必要な金額設定では長続きしません。
 
この積立をする場合のポイントは、学資保険や子ども名義の積立預金にすることです。生活費と分別管理することで、「今月は出費が多かったので、学資用から少し借りておこう」という悪魔のささやきを防げます。教育費以外でも、使用目的のある貯金をするときは、同じ要領で分別管理するとよいと思います。
 
「ボーナスを貯める」は「毎月貯める」と別物として考えるのがお勧めです。
 
以前は、住宅ローンもボーナス併用で返済するのが一般的でした。景気が悪くなってボーナスカットの時代があり、主流は毎月返済のみの形に移行しました。生活費は毎月のお給料で完結し、ボーナスは旅行やレジャーに充てると家計管理がわかりやすいと思います。
 
車の買い替えや旅行などは、ボーナスを貯めて準備します。これらはボーナスに変動があっても、それに応じてグレードを変えることや購入時期をずらすことができます。ついついボーナスを“あて”にしてしまいますが、過度に期待せず、余裕資金として考えることが理想です。
 

話題の商品を利用する

貯金の目的は? と聞かれても「特に目的はないので老後資金かな」という場合も多いです。差し当たってほしい物がなくても、将来のために貯金は必要です。
 
ご相談の一例をご紹介します。30歳代独身のAさんは会社員で、ご家族と同居されています。
 
「貯金には無関心でしたが、気がつくと普通預金の残高が300万円になっているのでどうしたらよいでしょうか。定期預金に預けても金利は低いので、投資信託を勧められていますが、いかがでしょう」
 
実は、こういったご相談は意外に多いのです。これは投資信託を使って「貯めたものを増やす」ご相談ですが、「貯めながら増やす」方法もあります。毎月コツコツ積立投資をする方法です。今年から始まった「つみたてNISA」や従来のNISA、iDeCoといった制度を上手に使い分けてはいかがでしょうか。
 
これらは「お金を増やす」効率的な方法と呼べると思います。預金とは違いリスクがありますので、先ずは少額からトライすることをお勧めします。
 
Text:宮﨑 真紀子(みやざき まきこ)
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士



▲PAGETOP