宝くじで5万円あたったので、投資してみようと思っています。「株主優待」に興味があるのですが、優待を受け取るために必要な「最低株数」はどれくらいなのでしょうか?

配信日: 2025.06.19

この記事は約 3 分で読めます。
宝くじで5万円あたったので、投資してみようと思っています。「株主優待」に興味があるのですが、優待を受け取るために必要な「最低株数」はどれくらいなのでしょうか?
株主優待は、企業が株主に感謝を示すための制度で、商品券や割引サービスなどの優待を受けられます。
 
優待を受けるためには、必要な株数や手続きのタイミングを理解しておくことが重要です。
 
今回は、株主優待の概要や、優待を受けるために必要な株数について解説します。株主優待に興味のある方は、本記事の内容を参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

【PR】SBI証券

SBI証券

おすすめポイント

・業界屈指の格安手数料
・ネット証券 口座開設数No.1

株主優待とは

株主優待とは、企業が一定以上の株式を持つ株主へ自社の製品やサービスを提供する制度で、保有している株数によって、提供される内容が変わることもあるようです。優待の種類は幅広く、食品や商品券、各種の割引サービスなどが用意されています。
 
この制度は、株主に対する感謝の意を表し、株式の長期保有を促進する目的で多くの企業に導入されています。
 
優待を受けるためには、企業が指定した権利確定日に株主名簿へ名前が載っていることが条件です。そのためには、権利確定日の2営業日前までに株式を購入しておく必要があります。
 

株主優待を受け取るために必要な株数

株主優待を受け取る条件として、企業ごとに設定された「売買単位」の株数を保有しなければなりません。
 
2018年10月1日以降、日本国内の取引所では売買単位が100株で統一されています。そのため、株主優待を目的に購入する場合は、最低100株を取得することが一般的です。ただし、例外として「単元未満株(ミニ株)」を取り扱っている場合もあります。
 
1株から優待を受けられる企業もある一方、300株以上などより多くの株数を保有することが求められる場合もあります。株主優待を目的とした株式の購入を検討する際には、事前に各企業の条件を確認しましょう。
 

株主優待を受けるには

株主優待を利用するには、まず証券口座を開設し、優待の対象企業の株式を購入することが一般的な流れです。
 
株式を購入後、企業が定めた「割当基準日」に株主名簿へ登録されていることが必要です。基準日より後に株式を取得した場合、優待を受ける権利を得られない可能性があるため、事前の準備が求められます。
 
株主名簿に反映させるには、通常、基準日の2営業日前までに購入を完了しておくことが必要とされています。この日が「権利付最終日」と呼ばれ、期限をこえると基準日までに登録されない場合もあるためです。
 
優待の発送時期は企業によって異なりますが、多くは基準日から数ヶ月たってから届くことが多いようです。
 

株式を購入する際の注意点

株主優待を受け取る際には、企業によって条件や手続きが異なるケースがあります。ほとんどの企業では特別な手続きは不要ですが、優待品を選ぶ必要がある場合もあります。その際は案内に従い、期限内に対応しましょう。
 
また、権利付最終日が近づくと優待目的の買い注文が増え、一時的に株価が上昇することもあります。反対に権利確定日を過ぎると株価が下落する傾向もあるため、株価の動きを確認しながらの対応が求められるようです。
 

株主優待を受けられるのは100株以上が一般的だが、1株からのものもある

株主優待は、企業が株主へ感謝の気持ちを示し、長く株式を保有してもらうための制度です。
 
優待を受け取るには、基本的に100株以上を保有する必要があります。ただし、1株でも優待を提供している企業もあるため、優待を目的として株式を購入する際は、事前に条件を確認しておきましょう。また、優待を受けるためには、権利付最終日や権利確定日を確認し、割当基準日までに購入を終えておく必要があります。
 
企業ごとに定められた条件や手続き、優待の内容が異なるため、案内を確認し期限までに必要な手続きを済ませましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集