更新日: 2023.04.01 株・株式・FX投資

株式投資には怖くて手が出せない初心者は、ミニ株や単元未満株から始めたほうがいい?

株式投資には怖くて手が出せない初心者は、ミニ株や単元未満株から始めたほうがいい?
株式投資をしたいと考えた際「怖くて手が出せない」「ミニ株や単元未満株から始めたほうがいいって本当?」といった不安や疑問があるかもしれません。
 
確かに投資初心者は、ミニ株や単元未満株から始めることで、リスクを抑えつつ投資にチャレンジできます。
 
本記事では、ミニ株・単元未満株とは何か、メリットデメリットには何があるかについて解説します。参考にして、リスクを軽減させながら投資を始めましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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株式投資のミニ株や単元未満株とは

株式投資とは、株式の売買によって得られる売却益や配当金などの利益をねらう投資です。株式投資は多くの資金を用意し、知識を身につける必要があるため、初心者にはハードルが高いといえます。
 
そんな中で投資初心者の選択肢として挙げられるのが、ミニ株や単元未満株です。どのような特徴があるのかを知り、投資する際の参考にしましょう。
 

株式投資の基本

株式投資とは株式の売買をして利益をねらいますが、企業が発行する株式を購入できるのは、1口100株単位です。そのため、1株が1000円だとしても10万円、1株1万円であれば100万円といった、まとまった資金がないと購入できません。初心者は始めにくい金額といえるでしょう。
 

ミニ株・単元未満株とは

株式投資と違い、単元未満株は1株単位で投資できる制度です。ミニ株も単元未満株も同じで、1株から購入できる金融商品として扱われることが多いです。
 
しかし「株式ミニ投資」として、単元株の10分の1(10株)から購入できる金融商品として取り扱う証券会社もあるため、注意しましょう。ミニ株がどちらを意味するか、投資する前に確認してください。なお本記事では、1株から購入できる金融商品として紹介します。
 

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ミニ株・単元未満株のメリット

ミニ株や単元未満株は、基本的にリスクを抑えた取引ができるため、投資初心者であっても始めやすいです。今後の株式投資の練習にもなるため、「いきなり株式投資は怖いけれど、いつかはやってみたい」と考えている人にとっても、さまざまなメリットがあるでしょう。
 

少額投資ができる

ミニ株や単元未満株であれば、少額投資が可能です。株式投資の100分の1の金額から投資できるため、株式投資ができるほど資産がない人でも取り組みやすいでしょう。
 

少ない資金で分散投資が可能

資産を1つの単元株に投入するよりも、ミニ株や単元未満株を活用して多くの株に分散投資したほうが、大きな損失は生まれにくいです。分散投資は、株価の下落リスクを抑えられる投資の基本であるため、少額投資であってもリスクを抑えられるでしょう。
 

リスクを抑えつつ株式投資の練習ができる

ミニ株や単元未満株は投資額が少ないため、株価が下落した際の損失を最小限に抑えられます。株式投資は怖いと考える投資初心者も、リスクを抑えて投資の練習ができるでしょう。
 

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ミニ株・単元未満株のデメリット

投資初心者が少ない資金で始められるものの、デメリットやリスクは金融取引である以上、避けて通れません。投資を始めてから「思ったよりもお金がかかった」「想像した取引ができない」とならないよう、始める際は慎重に検討するとよいでしょう。
 
では、ミニ株や単元未満株を始める際のデメリットや注意点とはなんでしょうか?
 

取り扱う証券会社や銘柄が少ない

ミニ株や単元未満株は、証券会社が独自に取り扱います。そのため、証券会社によって取り扱われていなかったり、取り扱っていたとしても購入できる銘柄が限られたりします。投資を始める際は、証券会社の情報をチェックしましょう。
 

リアルタイム取引ができない

ミニ株や単元未満株は、売買時間が決まっています。良いタイミングで株を売買したいと思ってもかなわない可能性が高い点は、デメリットと言えます。
 

手数料が割高

株式投資と比べ、手数料は高い傾向です。例えば、ミニ株や単元未満株は1株あたりの手数料は50円ほど多く、株式投資は1単元(100株)で100~200円(1株あたり1~2円)の手数料であることと比べると、割高といえます。
 

株式投資初心者はミニ株・単元未満株から始めてみよう

株式投資初心者の場合は、ミニ株や単元未満株でリスクを抑えつつ投資の勉強をしましょう。ただ、多くのメリットはあるものの、デメリットやリスクもある点は見逃せません。
 
始める際は事前に証券会社のホームページを見て、銘柄はどのくらいそろっているかなどを確認しておくと良いでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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