公開日: 2019.09.19 資産運用

ETFと投資信託の使い分け方法を分かりやすく解説

個人が手軽に資産運用するための商品として投資信託があります。中でもETFとインデックスファンドは長期投資に向いており、資産形成のために上手に活用していきたいです。どちらも優れた特徴がありますが、どのように使い分ければ良いのでしょうか?
 
國村功志

執筆者:

執筆者:國村功志(くにむら こうじ)

CFP(R)、証券外務員一種

大手証券会社で株式・債券・投資信託などの金融商品営業に携った後、ファイナンシャルプランナーの養成団体やFP事務所を経験。現在は資産形成専門FPとしてセミナーや個別相談のほか、マネー系記事の執筆も行う。個人でも投資信託やFXでの資産運用を行い、実践に即したわかりやすいアドバイスを心がけている。

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國村功志

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執筆者:國村功志(くにむら こうじ)

CFP(R)、証券外務員一種

大手証券会社で株式・債券・投資信託などの金融商品営業に携った後、ファイナンシャルプランナーの養成団体やFP事務所を経験。現在は資産形成専門FPとしてセミナーや個別相談のほか、マネー系記事の執筆も行う。個人でも投資信託やFXでの資産運用を行い、実践に即したわかりやすいアドバイスを心がけている。

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ETFとインデックスファンドの異なる2つの特徴

ETFとインデックスファンドの使い分けを考える前に、それぞれの特徴を確認しておきましょう。ETFは上場投資信託とも呼ばれ、インデックスファンドと同じく投資信託の一種です。ETFもインデックスファンドも日経平均株価やNYダウなど特定の指数に連動した値動きになるよう運用されています。
 
この点ではどちらもほとんど同じですが、主に2つの点で異なります。
 
異なる点の1つは取引方法です。ETFは東京証券取引所やニューヨーク取引所などに上場しており、株のようにリアルタイムの取引価格で売買できます。一方、インデックスファンドは1日1回算出される基準価額で取引され、いくらで売買できたかは翌日またはそれ以降にならないとわかりません。
 
もう1つの異なる特徴は手数料です。投資信託の手数料には、主に購入手数料と信託報酬があります。購入手数料は買い付けのときに1回だけかかりますが、信託報酬は保有中の信託財産に対してかかる手数料です。手数料は運用コストになるため、基本的には低ければ低いほど良いでしょう。
 
信託報酬はETFでもインデックスファンドでもかかりますが、一般的により低いのはETFです。とはいえ、ETFは購入手数料のあるものが多く、インデックスファンドではノーロードファンドといってかからないものが多いのも特徴でしょう。
 
こうした取引方法と手数料の違いを踏まえて、使い分け法を考えてみます。
 

ETFとインデックスファンドの使い分けは投資方法から考える

ETFとインデックスファンドはどちらも低コストで運用できますが、向き不向きがあります。
 
ETFは原則として購入のたびに手数料がかかるため、積立投資には向きません。購入方法は1口単位でその時々によって価格も変わりますので、定額を毎月購入することもできないのです。その代わり信託報酬がインデックスファンドよりも低く、コストを抑えて長期投資しやすいのが魅力です。
 
インデックスファンドの場合、口数単位だけでなく金額を指定して買うこともできます。ネット証券では最低100円から購入できるケースもあるので、少額でコツコツ買い増ししていきやすいでしょう。購入手数料のかからないものであれば、購入への心理的ハードルが下がります。
 
つまり、長期投資を前提にETFとインデックスファンドを使い分けるなら、まとまった金額での投資はETF、積立投資はインデックスファンドを活用するのが良いでしょう。
 

ETFとインデックスファンドはNISAでかしこく投資する

ETFは証券会社、インデックスファンドは証券会社の他に銀行でも購入できます。購入するときは譲渡益や配当金等が非課税になるNISA口座を開設して投資しましょう。
 
NISAは一般NISAとつみたてNISAに分かれますが、どちらか片方しか開設できません。まとまった金額を投資したいなら一般NISA、積立投資をしたいならつみたてNISAという選択が基本になります。
 
ネット証券の中には、一般NISAで海外ETFに投資すると購入手数料が無料になるところもあり、ETFに投資する際には検討したいものです。いずれにしても自分の投資スタイルからETFやインデックスファンドを選び、NISAも利用したかしこい投資をするようにしましょう。
 
<出典>
一般社団法人投資信託協会「メリットとリスク」
金融庁「NISAとは?」
 
執筆者:國村功志
CFP(R)、証券外務員一種

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