最終更新日: 2019.06.13 公開日: 2019.06.03

投資に興味はあるけれど、なんだかこわい。始める前に知っておくべきこと

低金利時代のいま、銀行にお金を預けていてもしょうがないと考えていらっしゃる方は多いと思います。令和元年5月現在、メガバンクをはじめとした銀行の普通預金金利は年0.001%です。
 
100万円を1年間預けても、10円しか利息がつきません。つまり、100万円を銀行に預けに行って、帰りに疲れたからと喫茶店でコーヒーを飲んでしまうと大赤字になるということです。そこで私たちは、投資を考える必要が出てきました。
 

投資はなんだかこわい

投資に対してなんだかこわいと感じる理由は、「お金が減る」、これに尽きると思います。お金を稼ぐことは非常に大変です。朝から晩まで一生懸命働いて、さらに残業や休日出勤などもして稼ぎます。それだけ苦労して得るものなので、思い入れがあります。
 
それが、投資したらあっという間に減ったり、なくなったりしてしまうのではないか、それだったら少ない利息だけれど銀行に預けておこう。という考えになります。
 
もちろん、投資によってお金は減ることがあります。ただ、減る場合でも徐々に減っていきます。ゼロになってしまうこともあるかもしれませんが、急にゼロになるのではなく、そこには予兆や原因が必ずあります。
 
また、逆に上昇していくこともあります。どちらも世界情勢、景気、企業の状況など、多くの理由により変動していくのです。
 
では、我々の人生はいかがでしょうか。これまた変化の連続です。生きていくということは、周りの環境、人とのかかわりなど、とても多くの要因で日々変わっていきます。
 
それに対して、銀行の1年定期は、1年間特段の変更もなく当初の利息がもらえます。考えてみれば、こちらのほうが普通ではないのです。
 
投資は人生と同じです。あらゆる変化に対応し、自分自身で築いていくものです。今までそれなりに人生を歩んできた方ならその経験がありますので、投資に対応することもできると言えるでしょう。
 

これから始めようとする人に向けて

投資に対する「こわい」を払拭するためには、耐性を作っていくことが必要です。一番いい方法は、シミュレーションから始めることです。予算を組み、商品を買い、その後の推移を見ていき、処分する。それを一定期間シミュレーションするのです。
 
ただ、そのシミュレーションの予算も具体的なお金にしてください。「1億円投資したこととする」などの漠然としたものではなく、例えば「ボーナスからこれくらいの金額を投資することとする」など、実態に即して考えてみましょう。
 
そして、自分で決めたこの商品を買うとする、一定期間後に処分したとする。その結果、いくら増えた、減った、というように、1年ぐらいを目安にやってみるといいと思います。その期間中いろいろと考えると思います。それをノートに書いておきましょう。
 
これらを行うことにより、失敗しても実害はなく、逆に成功したらスムーズに実際の投資に向かえます。そして、実際に投資を始める時には、すでに投資経験者としての自信ができていることでしょう。
 

これから始めようとする人が知っておくべきこと

投資は一生の活動になります。引退時期は、病気などで投資について考えることができなくなってきた時です。人生の中途でやめることはありません。一生涯経験を積むことにより、確実性が上がっていき、よりよい成績を収められることになるでしょう。
 
途中退場しないためには、自分自身を知ることが必要です。資産量、性格、人生設計などを十分考慮に入れ、どのような情勢になっても対応できるよう、常日頃準備を怠らないようにすることが大事です。
 
執筆者:古屋禎之(ふるや よしゆき)
古屋FP事務所 代表
CFP(R)資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
 



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