更新日: 2019.08.19 その他

「ちょい旅」のススメ。安く楽しく、きままな散策を楽しみましょう

執筆者 : 宮﨑真紀子

「ちょい旅」のススメ。安く楽しく、きままな散策を楽しみましょう
宮﨑真紀子

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

二.大人女子も動物園で癒されませんか

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SNSなどの口コミ情報の拡散で、ウサギの島・猫の島・サルの温泉など動物に触れあえる場所には、海外からの観光客が押し寄せているそうです。福岡にいる友達が上京することになりました。多摩動物園でチータの赤ちゃんが産まれたので見に行きたい、というリクエスト。今回の「ちょい旅」は動物園です。子どもだけでなく、大人女子も楽しめるスポットへ行ってきました。

<動物観察に癒される>

随分前、上野動物園にいるパンダを見るための長蛇の列がニュースになりました。「客寄せパンダ」という言葉はここから生まれたと思います。そこでしか見ることが出来ない、希少性の動物が注目されたものです。その後、旭山動物園がユニークな展示方法で有名になりました。それまでの檻の中で閉じ込められているイメージは崩れ、のびのびと暮らす動物たちの生活が見られるようになりました。今回訪れた多摩動物園も、ゆったりとした敷地に放たれた動物たちがのんびり過ごす様を見ることが出来ます。一方ガラス張りの壁面や柵が設けられ、迫力ある姿が間近で見られる工夫もされています。
大きなトラが肉の塊に食いついた後に見せる、ネコ科特有のしぐさと愛くるしい表情が印象的でした。見ていた女性が思わず名前を呼ぶと、返事をしたのには驚きました。まるで愛猫とのやり取りです。タスマニアデビルの園舎の前では、望遠レンズを構える女性に出会いました。何時間もかけてベストショットを狙っているそうです。デビルにすっかり魅せられたようでした。

<それぞれの楽しみ方>

モノ消費からコト消費へ移行しています。遊園地のアトラクションは年々バージョンアップして、それに伴い入場料金も値上がりしています。それと比べると動物園の入園料は割安です。多摩動物園と上野動物園が600円、横浜ズーラシア800円、旭山動物園820円。飼育や餌代などの経費を考えると、値上げしても仕方がない筈ですが、良心的な価格に抑えられていると思います。

今回の多摩動物園へのちょい旅の支出内容を見ておきましょう。
【交通費】
新宿~多摩動物公園
行きはモノレールを利用して京王線320円+モノレール210円=530円
帰りはオール京王線340円
動物公園~高幡不動までの列車は動物園仕様です。車両ごとにトラやゾウの絵柄になっていて、とても可愛くてお勧めです。動物園の余韻が楽しめます。往復を同じ交通手段にするより、このルートを推奨します。
【お土産】
正門横にあるギフトショップには、動物グッズがいっぱいあります。ぬいぐるみやお菓子、文房具など、ここでしか買えないと思うと迷ってしまいます。同行の友人は、一体1000円程度のチータの親子のフィギュアをお買い上げ。ワークデスクにも飾れる大きさなので、帰ってからも癒されます。

今回は午後出発でしたが、園内のあちこちには休憩スポットもありますので、次回はおにぎりやサンドイッチ持参でランチタイムも楽しみたいです。
平日だったこともありますが、子どもより大人が多かったことが意外でした。思い思いに楽しんでいる大人女子たちにも会いました。皆さん、表情はにこやかです。今回訪れた多摩動物園は都心から約1時間と手軽に行くことができます。アニマルセラピーのお陰でしょうか。私たちも午前中の仕事モードとは別人。とても癒された「ちょい旅」でした。

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