公開日: 2020.05.11 暮らし

年収1000万円以上の人たちの借入金って、どのくらい?

年収が1000万円以上あるような、いわゆる高収入の方の場合、住宅ローンなどの借入金額も少ないイメージがありますが、実際のところ、どのくらい借入金があるのでしょうか。
 
今回は、最新の調査結果から年収別に借入金額をチェックしていきましょう。
 
下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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年収1000万円以上の人 借入金額は?

まず、年間の収入金額別に借入金の有無について見ていきましょう。金融広報中央委員会がおこなった調査によると、借入金がある人の割合は、以下の通りとなっています。
 
<借入金のある人>
年収300万円未満    :22.8%
年収300万円から500万円 :39.9%
年収500万円から750万円 :53.8%
年収750万円から1000万円 :58.7%
年収1000万円から1200万円:62.3%
年収1200万円以上   :45.6%
(※一部抜粋)
 
全体では、借入金がある人の割合は、41.8%となっています。意外かもしれませんが、年収1200万円までは年収が上がれば上がるほど、借入金がある人の割合が高くなる傾向が見られました。この理由の1つには、年収が低い方のほうが、銀行などから多額のお金を借りにくいという現状があると考えられます。
 
次に、借入金がある世帯のうち、どのくらいお金を借りているのかチェックしていきましょう。年収1000万円から1200万円の方の借入金額は以下の通りです。
 
<年収1000万円から1200万円の借入金額>
0円から500万円 :12.1%
500万円から700万円 : 4.4%
700万円から1000万円 : 5.5%
1000万円から1500万円: 17.6%
1500万円から2000万円: 16.5%
2000万円以上 : 38.5%
(※一部抜粋 筆者編集)
 
年収1000万円から1200万円の方の平均借入金額は1832万円、中央値は1550万円となっています。借入金が1000万円以上ある方が、7割以上いることがわかりました。

住宅ローンの残高はどのくらい?

次に、住宅ローン残高について見ていきましょう。年収1000万円から1200万円の方の住宅ローン残高は以下の通りです。
 
<年収1000万円から1200万円の住宅ローン残高>
300万円から500万円 : 2.3%
500万円から700万円 : 5.8%
700万円から1000万円 : 5.8%
1000万円から1500万円: 19.8%
1500万円から2000万円: 14.0%
2000万円以上 : 37.2%
(※一部抜粋)
 
年収1000万円から1200万円の方の平均住宅ローン残高は1680万円、中央値は1500万円となっています。先ほどご紹介した、借入金額と住宅ローン残高を見比べてみると、家計の借入金のうち、大部分が住宅ローンであると考えられます。

年間の返済金額は?

最後に、みなさんがどのくらいのペースで借入金を返済しているのか確認していきましょう。
 
先ほどの調査(※)によると、年収1000万円から1200万円の方の平均年間返済額は、100万円から200万円の方が最も多く、平均額は74万円となっています。また、年収1200万円以上の方の平均年間返済額は、127万円となっています。
 
住宅を購入する場合、住宅ローンを組む方が大多数ですが、いわゆる高収入と呼ばれる方でも、年収の中から無理のない範囲でコツコツと返済していることが分かります。
 
いかがだったでしょうか。現在借入金がある方や、これから住宅ローンを組もうと考えている方は、このような調査結果を見ると参考になりますね。
 
今回ご紹介した内容をきっかけに、みなさんも自分の収入に合った範囲で、計画的にお金を借りているか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
 
[出典](※)金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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