更新日: 2019.08.25 その他

夏休みに東日本を青春18きっぷを活用して旅行!いくらかかるのか

執筆者 : 大場脩

夏休みに東日本を青春18きっぷを活用して旅行!いくらかかるのか
私ごとですが、今夏は出張やプライベートで青春18きっぷをフル活用しております。今回は私の使用例をもとに新幹線などを活用した場合と比べて実際にどれくらい安くなるのかを比較してみます(時間帯によって利用路線や所要時間が異なる場合があります)。
大場脩

執筆者:大場脩(おおば しゅう)

ファイナンシャルプランナー。

山形をベースに全国で活動する。
本人が地方在住、そして独身のため、独身向けのマネープラン、地方ならではのマネープラン実情に精通している。
得意分野は、専門用語を使わないお金の話、資産運用、確定拠出年金、保険の見直し、地方在住者の教育資金など身近なお金に関わること全般。
お金のことは前向きにシンプルに考えることがモットー。
ブログはほぼ毎日更新、専門用語を使わないわかりやすい説明を心がけている。
地元山形の金融リテラシー向上のために日々奔走中。
https://fp-syu.com/

青春18きっぷとは?

全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷです。
 
新幹線や特急列車には乗車できません。年齢に関係なく誰でも利用可能。5枚つづりになっており、1人で5日間の利用や5人グループでの日帰り旅行などにも活用できるきっぷです。
 
価格は1万1850円で1回(日)あたり2370円となります。ということは1日で2370円以上の区間をJR利用すれば元がとれるということになります。
 

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青春18きっぷで普通グリーン車にも乗れる

青春18きっぷでは宇都宮線や東海道線などで走っている普通グリーン車に、別途グリーン券を購入すれば乗車することができます。
 
グリーン券は列車内でも購入できますが、駅での購入額と異なるので、乗車前に駅での購入をお勧めします。快適に移動することができます。
 
例)宇都宮→東京
<駅で購入>980円(平日)、780円(ホリデー)
<車内で購入>1240円(平日)、1040円(ホリデー)
※ホリデーは、土・日・祝・振替休日および年末年始
 

今夏の利用一覧

私は以下の日程で利用した、または今後利用予定です。
 
1回目:北山形→仙台→福島→郡山→いわき
<青春18きっぷ利用>
青春18きっぷ1回分:2370円
所要時間:約6時間

※通常乗車券料金…5080円
 
<新幹線利用>
乗車券:4000円(北山形→山形→郡山→いわき)
自由席特急券(山形→郡山):1690円
合計:5690円
所要時間:約4時間

2回目:北山形→米沢→福島→郡山→新白河→黒磯→宇都宮→大宮→東京→千葉みなと
 
<青春18きっぷ利用>
青春18きっぷ1回分:2370円
普通グリーン車(宇都宮→東京/休日):780円
合計:3150円
所要時間:約9時間

※通常乗車券料金…6800円
 
<新幹線利用>
乗車券(北山形→山形→東京→千葉みなと):6800円
自由席特急券(山形→東京):4510円
合計:1万1310円
所要時間:約4時間
 
3回目:北山形→仙台→一ノ関→盛岡
<青春18きっぷ利用>
青春18きっぷ1回分:2370円
所要時間:約5時間30分

※通常乗車券料金…4430円
 
<新幹線利用>
乗車券(北山形→仙台→盛岡):4430円
自由席特急券(仙台→盛岡):2590円
合計:7020円
所要時間:約3時間
 
4回目:北山形-真室川(まむろがわ)間、同日往復
<青春18きっぷ利用>
青春18きっぷ1回分:2370円

<通常料金>
乗車券(往復):2640円

所要時間:約1時間30分

※新幹線利用せず
 
5回目:北山形→新庄→秋田
<青春18きっぷ利用>
青春18きっぷ1回分:2370円

<通常料金>
乗車券:3670円

所要時間:約4時間00分

※新幹線利用せず
 

青春18きっぷのメリット&デメリット

18きっぷのメリットはなんと言っても安く行けることです。デメリットは普通列車、もしくは快速列車しか利用できないので時間がかかることです。
 
今回の場合ですと、18きっぷ+普通グリーン車の合計で1万2630円(18きっぷの価格+宇都宮→東京の普通グリーン車)ですが、これを新幹線利用、または通常の乗車券利用の場合は合計で3万330円(全ての新幹線利用+通常料金)となり、1万7000円以上安く移動できることになります。もちろん時間はかかっていますが……。
 
また、上記の4回目、5回目のように比較的長い距離でも新幹線や特急がない、あっても本数が少ない、または接続が良くなくてやむを得ず鈍行列車利用になってしまうような場所へ行く場合は、通常料金で乗車券を購入する場合より18きっぷを利用した方が安くなる場合があります。
 
早く移動したい場合はどうしても飛行機や新幹線、特急列車を利用しますが、たまには時間を忘れてゆっくり鈍行列車の旅も良いものです。
 
夏の利用期間は9月10日(火)までですが、次は冬の利用期間(2019年12月10日~2020年1月10日)があります。ぜひ旅の計画を立ててみてください。
 
執筆者:大場脩
ファイナンシャルプランナー。