更新日: 2019.06.28 その他

子供をバイリンガルに!インターナショナルスクールっていくらなの?

子供をバイリンガルに!インターナショナルスクールっていくらなの?
一定のTOEICスコアがなければ就職試験が受けられなかったり、新しい大学入試制度でもリスニングとスピーキングの項目が多くなったりと、「英語を話せること」がさらに重要になってきました。
 
英会話スクールに通わせる?留学させる?英語を身につける手段はいろいろありますが、もうひとつの手段として考えられるのがインターナショナルスクール。いったいいくらくらいかかるのでしょうか?
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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そもそもインターナショナルスクールってどんなもの?

インターナショナルスクールは、英語で話す・聞くところだと思っていませんか?実は日本国内には、フランス語やドイツ語、中国語、韓国語などのインターナショナルスクールもあります。
 
そもそもインターナショナルスクール(以下、インター)とは、主に在日外国人の子どもたちの教育を母国語で行う学校のこと。ですから、インターといってもすべて英語を主とする学校ばかりではありません。
 
「英語が話せるようになるのなら、ぜひ英語系のインターに」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、気をつけなければならないのは、多くのインターは小・中学校と通っても義務教育を修学したことにならないこと。日本の公立高校に入学させる場合、受験資格がなくなってしまいますので注意が必要です。
 
同じく大学もいくつかのインターを除き受験資格がないところがほとんど。高卒試験(文科省実施)や、大学入学資格試験である国際バカロレアなどに合格する必要があります。
 

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インターって年間いくらかかるの?

いくつかのインターの入学金や授業料などを見てみると・・・
入学金:20万〜35万円
授業料:150万〜170万円/年間
施設費:10万〜20万円/年間
(※これらの金額は公開されているインターの料金で、授業料等については非公開のインターもありますので、あくまで目安と考えてください。)
 
そのほか、テキスト代や給食費、保険代などもありますので、全部合わせると年間にかかる金額は200万円を超えることも。それからインターの場合、海外旅行や海外への遠征試合などがあることもあります。
 
平均的な年収の家庭の場合、なかなか厳しい金額ですね。さらに多くのインターには入学基準があり、保護者のどちらかが外国籍であること、保護者が英語を話せることのほか、入学試験や面接などで英語力を調べる学校もあります。
 
インターの授業料や入学条件、高校受験や大学受験の国内でのデメリットなどを考えると、卒業後どんな道を歩みたいかをしっかり考えていなければ、インターに子どもを通学させるのはなかなか難しいことのようです。
 

世界に羽ばたくインター出身者たち

いろいろ道は厳しいといっても、やはり子どもを世界に羽ばたかせたいなら魅力的なインター。母国語と同じように英語が操れるようになるだけでなく、いろんな国の子どもたちと接することになりますので、幅広い価値観、文化に触れることができます。
 
また、カリキュラムも自分で考えさせるものが多く、ディスカッションなども取り入れられているところがほとんどです。
 
現在、日本だけでなくアジアの諸国で英語系のインターは大人気。世界各地でその数は増えています。理由は多くの著名なビジネスマンや研究者を生み出しているから。日本ではソニーの平井会長、ダイムラー・ベンツの清水社長などが有名ですね。
 
このようにインターの卒業生は、外国の大学に進学、グローバル企業に就職する人も少なくありません。
 
世界で活躍できる子どもに、というのは多くの親の願いのひとつだと思います。「子どもにどんな人になってほしいのか」というビジョンがあり、さらに金銭的にも余裕があって、子どもも国際的なことに興味が強いのなら、インターという選択も“あり”なのかもしれません。
 
参考URL
https://istimes.net/articles/1002
https://zuuonline.com/archives/193408
https://istimes.net/articles/782
https://www.fis.ed.jp/tuition-and-fees-in-jpn/
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/1356266.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shugaku/detail/1309977.htm
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%28%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E6%A0%A1%29-889125
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)