最終更新日: 2019.11.19 公開日: 2018.11.06
暮らし

キャッシュレス決済が話題だけれど・・・みんな実際どう思っているの?

わが国では「キャッシュレス決済」の普及が進んでいないという声をよく聞きます。政府も、もっとその普及率をあげたいと検討しているようです。
 
でも、けっこう使っている気もしますが、肝心の消費者は「キャッシュレス決済」についてどう思っているのでしょうか? 
 
藤木俊明

執筆者:

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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藤木俊明

執筆者:

執筆者:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

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ネット通販はクレカが当たり前だけど店舗では現金とクレカ二刀流

消費者庁の「キャッシュレス決済に関する アンケート結果」(※)では、「オンラインショッピングにおける支払方法」(複数回答)については「クレジットカード」が87.8%とダントツ1位です。続いては「コンビニ・銀行・郵便局支払(後払い)」が19.4%、3位は「代金引換」18.8%、4位は「インターネットバンキング・モバイルバンキング」16.9%、並んでの4位は「コンビニ・銀行・郵便局支払(前払い)」16.9%という結果です。
 
オンラインショッピングにおいては、クレジットカードが圧倒的であることがわかります。ただし、「コンビニ・銀行・郵便局支払」や「代金引換」も一定の利用層がいます。複数回答であることから、消費者が利用シーンに応じて使い分けている様子がうかがえます。
 
ところが、同調査の「店舗における支払の状況」になると、少々様子が変わります。同調査で、「店舗において利用したことのある支払方法(オンラインを除く)」を聞いたところ、「現金」が1位で87.5%。続いて「クレジットカード」が2位で77.1%。続いて「カード型の電子マネー」が42.5%と続きます。これも複数回答ですから、消費者は店舗での支払いでは「現金」と「クレジットカード」の二刀流を使い分けているようです。
 
また、キャッシュレス決済というと、中国などで普及している「QRコード決済」を思い浮かべる人も多いと思いますが、店頭ではまだ5.2%です。現在、LINE PayやPayPay(ソフトバンク系)が顧客獲得競争を開始していますので、この数字はまた変わるかもしれませんが、現在のところ、店舗では「現金」「クレジットカード」のツートップは揺るぎないように見えます。
 
しかも、「この1年間で、あなたが利用する機会が最も増えた支払方法はどのようなものですか。あてはまるものを一つお選びください」という質問に対しては、1位が「クレジットカード」40.6%。2位が「現金」20%です。
 
さらに、「あなたが店舗(オンラインを除く)で、現金以外で支払いをする頻度は、5年前とを比べて増えていますか、減っていますか」という質問についても、1位が「増加している」32.4%。2位が「やや増加している」30.3%と、キャッシュレス決済はむしろ伸びているのではないでしょうか?
 
こうしてみると、キャッシュレス決済が普及していないといっても、オンラインショッピングではほとんどクレジットカードですし、店舗では現金についでクレジットカードが使われているのですね。ところがキャッシュレス決済ができない場面もあります。
 

現金払いしかできずに困ったのは「病院」「飲食店」「小規模小売店」という声

同調査で「あなたがこの1年間で現金払いしか利用できずに困った店舗、場面等はありますか。あてはまるもの全てをお答えください」の答えを見ると、1位が「病院・診療所」28.0%、2位が「飲食店」17.7%、3位が「小規模小売店」。
 
急に体調が悪くなって病院にいきたいけど現金の持ち合わせがない、なんて困りますね。飲食店などでも「え?ここカード使えないの?」という経験をされた人もいるのではないでしょうか。病院・診療所でも、総合病院などではクレジットカード対応が増えていますから、小規模な町の医院であることが推測できます。
 
この調査によれば、消費者はそういう小規模事業者でキャッシュレス決済ができなくて困っているようです。また、今後訪日外国人客がますます増えてくると、小さなお店や屋台でキャッシュレス決済で払えなくて困るということがよくいわれています。そんなことからキャッシュレス決済をすすめる動きがあるわけです。
 
しかし、小規模事業者ではそのために新たな設備などの投資をするのはきびしいですし、カードの手数料も負担になります。そこで、さきほどの「QRコード決済」を導入する動きが見られるようです。
 
基本的に多くの消費者はキャッシュレス決済OK。問題は小規模事業者の環境を整えてあげることではないでしょうか。
 
※「キャッシュレス決済に関する アンケート結果」(消費者庁)
 
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
副業評論家

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