最終更新日: 2019.01.10 公開日: 2017.10.31
暮らし

快適でお金が貯まる部屋のつくり方。家具は1台多役がおすすめ(収納編)

家の中、その中でも、メインで過ごす部屋が快適だと、休日を外出せずに家で過ごしたくなる。

快適に過ごせて、リラックスできて、しかも外出しないから、休日が終わってもお金はお財布に残ったまま…。『貯蓄体質』になるためのヒントは家の中にあった?!

では一体、リラックスできる空間とは、どのような空間でしょうか。

家の中の様々な用途の部屋、リビング、ダイニング、キッチン、そしてベッドルーム。いずれの部屋においても、メインの家具ではないけれども、少なくともひとつは存在する【収納家具】。

メインではないけれども、《モノを収納する》という性質上、パッと見、存在感のあるというポイントが曲者なんです。

サイズや色、デザイン、収納方法によっては、私たちのリラックス気分を阻害する要因となるので、是非、選び方のポイントを押えたいところです。

それでは、そのポイントをご紹介いたしましょう。
平田純子

Text:

Text:平田純子(ひらた じゅんこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター
大阪市立大学・生活科学部・住居学科卒業。電機メーカーで商品企画の仕事を経て、好きが高じて、株式会社良品計画に中途入社。無印良品の店舗にて、家具やカーテン、照明のコーディネート提案を得意とする店長として10年以上勤務。しかしある時、お金に無計画・無頓着に過ごした自身のこれまでの人生を振り返り、後悔の念。豊かな人生を送るために、ライフプランニングの必要性を痛感。その必要性をより多くの人に伝えたいとの思いで、ファイナンシャルプランナーを志す。
現在、ファイナンシャルプランナーとして、ライフプランとキャッシュフロー分析・アドバイスを個別相談で行う傍ら、セミナー講師,や執筆も行う。得意分野はライフプラン(資金計画)、生命保険見直し、資産形成・運用。お金の相談に加えて、インテリア計画や片付け、収納計画についても、ご要望に応じて相談を承っている。
https://hataraku-okane.com/

詳細はこちら
平田純子

執筆者:

Text:平田純子(ひらた じゅんこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター
大阪市立大学・生活科学部・住居学科卒業。電機メーカーで商品企画の仕事を経て、好きが高じて、株式会社良品計画に中途入社。無印良品の店舗にて、家具やカーテン、照明のコーディネート提案を得意とする店長として10年以上勤務。しかしある時、お金に無計画・無頓着に過ごした自身のこれまでの人生を振り返り、後悔の念。豊かな人生を送るために、ライフプランニングの必要性を痛感。その必要性をより多くの人に伝えたいとの思いで、ファイナンシャルプランナーを志す。
現在、ファイナンシャルプランナーとして、ライフプランとキャッシュフロー分析・アドバイスを個別相談で行う傍ら、セミナー講師,や執筆も行う。得意分野はライフプラン(資金計画)、生命保険見直し、資産形成・運用。お金の相談に加えて、インテリア計画や片付け、収納計画についても、ご要望に応じて相談を承っている。
https://hataraku-okane.com/

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中身の情報をシャットアウト

 
情報社会の中で日々暮らしている私たちにとって、リラックスタイムくらい、情報から解放されたい、というのが心の本音。

文字、絵、写真、形、色など、いろいろな情報が一度に目に入るというだけでも、心はざわつきます。つまり、リラックスできない。増してや、それらが整然と並んでいない状態で目に入ることは、益々心を乱します。

リラックスできないどころか、ストレスになってくる。

【収納家具】は、《見せる》という特別な目的がない限り、中身が見えない扉(蓋)がついていることが理想的です。その上、中身が見えなければ、多少、乱雑に収納されていても、扉の中の様子は見えないので、リラックスタイムの心の状態には何ら影響がありません。

《中身が見えない》ことは、リラックスタイムには情報から解放されると同時に、多少乱雑にしておくこともできる。まさに一石二鳥。

ただし、探したいモノが探せる程度の乱雑さで抑えておくことと、扉の色やデザイン、素材感は慎重に選ぶ必要があります。

 

《見える》場所は、《見せる》にこだわる

 
中身が見えない【収納家具】がリラックス空間には理想的と前述しました。

しかし、全面が扉で覆われているのは、逆に圧迫感がありますので、注意が必要です。扉で覆われている部分と覆われていない部分の面積バランス、その【収納家具】自体の高さなどで、《抜け感》の調整が必要です。

そこで、是非、工夫したいのが、その扉で覆われていない部分や、【収納家具】の上部の《見える》部分です。必ず目に入る場所ですし、その空間のキーポイントとなる重要な場所です。そこに置くものや置き方は、徹底的に《見せる》にこだわりましょう。

ポイントとしては、やはり、色のバランス(あまりたくさんの色を使わない)、抜け感(モノを詰め込みすぎない)、そしてちょっと上級ですが、テーマを決める、アイキャッチポイント(視点の中心)を設定するということでしょうか。つまり、ディスプレイですね。季節ごとに変えても素敵ですね。

 

壁一面あたり、いち【収納家具】がルール

 
次に配置のポイントです。シリーズものの【収納家具】でない限り、バラバラに購入した【収納家具】はどうしても見た目もバラバラです。微妙な色合い、デザイン、素材感など、ピタッと合わせることは、かなり不可能となります。

シリーズものでも、購入時期がずれると、経年劣化(日焼けによる色の違い)が出てきます。つまり、2台以上を並べて配置すると、何となくのちぐはぐ感が発生してしまいます。【収納家具】は並べて置かないことを前提とした方がよいです。

壁一面に対し、ひとつの【収納家具】をオブジェとか、絵画のつもりで配置することをお勧めします。

ふと見た瞬間に、2つ以上の異なる大きな物体(微妙にデザインが異なる【収納家具】という箱モノ)が目に入ることは、リラックス気分を阻害する要因となってしまう可能性が高いのです。

 

部屋全体の色の統一感を意識

 
最後に、【収納家具】を選ぶ際のデザイン、色、素材感、サイズのポイントです。

リラックス空間に仕上げるためには、その部屋内の壁・床、カーテンなど窓装飾、そして他の家具との色の調和が非常に重要になってきます。

リビングルームはソファ、ダイニングルームはテーブルと、それぞれの部屋には主役がすでに存在しているので、【収納家具】はあくまでも脇役の家具です。デザイン面で単独での主張は避けましょう。

主役を引き立てる、主役と調和する色やデザイン、素材感を選びたいものです。具体的に言うと、主役の家具と同系色、同等のデザインや素材感、もしくは、壁やカーテンと同系色で選ぶとよいでしょう。

サイズは、中に入れる物量にもよりますが、部屋の面積(壁の面積)とのバランスにも気をつけたいところです。モノが収まるか、否か以上に、部屋全体感で見た目バランスが取れていることが、リラックス空間には重要となってきます。

そして出来れば、家具の高さは低めに抑えた方が部屋が広く見えますし、リビングルームはソファと、ダイニングルームはテーブルとおよその高さを合わせると、とてもスッキリした空間に仕上がります。

物量が多い時には、壁面収納という手法もありますが、さらに見た目面積の大きな家具になりますので、その選択眼や収納術、ディスプレイ術など、上級テクニックが必要になってきます。

埃などメンテナンス面など考慮しても、あまり積極的におすすめできるものではありません。是非、慎重に収納計画を立ててから導入したいものですね。

まとめますと、【収納家具】は《モノを収納する》という機能以上に、《モノを見せる》機能と《その【収納家具】自体をどう見せるか》というポイントが、リラックス空間づくりには鍵となってきます。

是非、参考にしてみてください。リラックスできる家空間で休日を過ごして、新しく始まる1週間に向け身心共に整えるとともに、『貯蓄体質』を手に入れましょう。
 
 
Text:平田 純子(ひらた じゅんこ)
CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級建築士、インテリアコーディネーター



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