最終更新日: 2019.01.07 公開日: 2018.07.02
保険

当然ですが副業であっても責任は発生します!もしトラブルが発生したときに守ってくれる「保険」ってあるの?

執筆者 : 藤木俊明

副業解禁の流れで、副業に前向きな人も多いと思います。
 
やる気を出している人に冷や水をかけるようですが、副業とはいえ仕事を引き受けたからには責任が生じます。
 
「そんなのは当たり前」と言われるでしょうが、単純労働ではなくて、仕事の依頼元から大切な資料を預かって業務に従事し、期日までに納品する義務が生じます。
 
そう、情報漏えいや納期を守るのは当然のことなのですが、人間なのでミスはあります。
 
 
藤木俊明

Text:

Text:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

藤木俊明

執筆者:

Text:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

情報漏えいや著作権侵害など副業時のトラブルをカバーしてくれる保険はあるのでしょうか?

みなさんは会社(本業)でも、情報漏えいなどが起きないように気を配っていると思います。当然、副業でもそれは求められます。しかし、うっかりミスはないとはいえません。
 
しっかり自分のパソコンを管理していたつもりでも、コンピュータウイルスに感染して、情報漏えいを起こしてしまうという危険性はあります。
 
情報漏えいだけではありません。著作権侵害なども責任を問われます。また、納品物が遅れたことによって損害が生じたなんて場合もあります。
 
副業の場合は会社の法務などは関係なく、自分自身で責任を負わないといけないのです。
 
これらは最悪の場合、損害賠償に応じなくてはいけないかもしれません。そんなリスクのために「保険」はないのでしょうか?
 
筆者が知る限り、現時点では「副業専用の損害賠償保険」というものは見当たりません。
 
ところが、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(東京都・八重洲)という組織があります。
 
同協会はフリーランスや、パラレルキャリアつまり複数の会社で仕事をする働き方をする人を支援する活動を展開しています。
 
年会費は1万円ですが、入会すると、「フリーランス賠償責任保険」という保険に自動的に加入します。
 
同協会のホームページでは保険の対象範囲として①法律上の損害賠償責任に基づく損害賠償金 ②損害賠償請求に関する争訟(訴訟、調停、和解または仲裁等)によって生じた費用で、保険会社が妥当かつ必要と認めたものとしています。
 
もちろん「情報漏えい」「著作権侵害」「納期遅延による損害」についてもカバーされます。そのようなリスクだけではなく、たとえば「配達の途中自転車で誰かにケガをさせてしまった」「家事代行の仕事中に家具を壊してしまった」などさまざまなリスクをカバーしてくれるようです(ただし免責事項はあります)。
 
フリーランスの人は「この保険に入っている」というと、発注する人が安心するという効用もありそうです。副業をどんどんやっていきたいという人には検討する価値はあるかもしれません。
 
今後、副業・兼業を行う人が増えてくることを前提に、過労で体調を崩した場合などの労災保険の仕組みについて厚生労働省が検討を始めたという報道がありました。
 
それはそれで大事なことですが、副業として仕事を請け負う時の「情報漏えい」など仕事上のリスクをカバーしてくれる保険こそがすぐにでも求められます。
 
ともかく、副業といってもそれは発注元には関係ありません。責任を持って請け負うということが大切ですね。
 
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
明治大学リバティアカデミー講師・副業評論家

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