公開日: 2020.02.14 家計

住宅ローン負担を減らすために、年収1000万円以上の世帯は節約より副業でお金を増やしていた

マイホームを購入するにあたって、誰もが一番心配なのは「お金」。多くの人が住宅ローンを組みますが、おそらく人生最大の借金でしょう。
 
住宅ローンを利用している人は、月々の返済負担をどう感じているのでしょうか。負担が大きいと感じる場合、節約するのか、収入を増やすのか、どうするのでしょう?
 
株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市)は、20歳以上で15年以内に住宅ローンを利用してマイホームを購入した男女に「住宅ローンの返済負担と副業・自己投資についての調査」を実施しました(※)。それでは結果を見てみましょう。
 

半数が世帯年収に対し2割以下の住宅ローンを利用。年収600万円がローン負担が大きいと感じる壁

まず、世帯年収に対して住宅ローンが占める割合を尋ねたところ、「1割以下」(11.0%)、「1割超~2割以下」(36.8%)と、約半数が返済比率2割以下という無理のない金額で住宅ローンを利用していることがわかりました。
 
世帯年収が600万円超では、返済比率が「2割以下」と回答した人がそれぞれ50%以上となっており、収入の多い人ほど余裕のあるローンを組んでいるようです。
 
ただし、年収1500万円超では、年収の3割以上のローンを組んでいる人が32.0%と、それ以下の年収層と比べて10ポイント以上多く見られました。可処分所得が多いので、ローン負担が多くても生活に支障がないのかもしれません。
 
毎月の住宅ローンの返済負担については、「負担が大きい」(14.6%)、「やや負担が大きい」(19.7%)と、3割以上の人が住宅ローン返済に対して負担を感じていることがわかりました。
 
一方、「余裕がある」「やや余裕がある」と回答した人は26.3%となりました。年収別に見ると、「世帯年収600万円」を境に、住宅ローンを負担に感じる人の割合が少なくなっているようです。
 

年収が高いほど節約より副業でお金を増やしている

次に、世帯年収別に、自由に使えるお金を増やすために自身もしくは配偶者が意識・実践していることを聞きました。年収400万円以下では、「変動費の節約」(40.0%)がもっとも多く、日頃の買い物を節約しているようです。「特にない」(34.3%)がより年収の多い世帯より多いのも特徴です。
 
年収400万円超1000万円以下では「変動費の節約」(44.4%)、「固定費の見直し」(37.9%)が他の年収層よりも多く、もっとも節約しているといえます。年収1000万円超では「固定費の見直し」「家計簿を付けている」がともに36.5%で、きっちり家計管理をしていることが伺えます。
 
特筆すべきはこの年収層は「副業をしている」(31.3%)、「副業や資格取得、節税など学習をしている」(27.1%)が他の年収層より突出して多いという点です。年収が高いほど、節約するよりお金を増やす努力をしていることがわかりました。
 
副業の内容は、「株式やFX、不動産などの投資」が51.5%ともっとも多く、次いで「アルバイト」(44.4%)、「ブログやアフィリエイト」(33.3%)、「内職」(30.3%)、「クラウドソーシング」(26.3%)、さらには「YouTuber」(23.2%)という人もいました。自宅や隙間時間でできるネットでの副業をしている人が多いようですね。
 

副業の収入は3万円/月以下が約4割。副業収入が多い方が自己投資にお金をかける

副業での毎月の収入を聞いたところ、「1万円以下」(20.2%)、「1万円超~3万円以下」(20.2%)がもっとも多い結果になりました。その一方、「5万円超~10万円以下」(14.1%)、「10万円超~30万円以下」(16.2%)、「30万円超」(8.1%)となっており、38.4%の人が毎月5万円以上の副業収入を得ていることもわかりました。
 
最後に、ご自身もしくは配偶者が1ヶ月間に学習のために使っている自己投資金額を聞いたところ、「副業収入5万円超」の人の中でもっとも多かった回答は、1ヶ月の自己投資額「5万円超」(40.0%)でした。
 
一方、「副業収入5万円以下」の人の中でもっとも多かった回答は、自己投資額「5000円以下」(46.2%)でした。副業収入が多い人の方が、自己投資の金額が大きい傾向にあるようです。
 
住宅ローン負担を減らすには、節約だけでなくお金を稼ぐのがよさそうです。今や副業を許可する企業が増えていますので、少しでも給料以外に稼げるといいですね。
 
【出典】※株式会社エイチームフィナジー「住宅ローンの返済負担と副業・自己投資についての調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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